ワンネスとは?

ワンネス(One-ness)とは?

ワンネス体験をする方法

 

ワンネスとは、すべてと一体となっている状態のこと。

「宇宙との一体感」とか、

「至高体験」とか、

「覚醒体験」とか、

「自己超越体験」など、

さまざまな呼び方があります。

 

具体的には、

・地球上のすべての人たちと1つになっている感覚。

・宇宙と1つになった感覚

・地球の愛を感じる感覚。

・私がなくなる感覚。

などです。

 

あなたは、そんなワンネス体験をしてみたいですか?

 

 

ワンネスを繰り返し体験すると、

いつの間にかスピリチュアル体質になり、

不思議な力が開花しますよ!

 

 

 

■もともと人間と宇宙はワンネスだった!

赤ちゃんのときは、宇宙意識とつながった状態です。

この状態だと、毎日がワンネス体験です。

見るものすべてが感動ですし、体験することすべてが素晴らしいのです。

 

ところが、自我が芽生えていき、

大人になるにつれて宇宙意識と個別の意識が切り離されていきます。

個別の意識は分離された物質世界に比重を置くようになります。

 

 

 

 

瞑想やヨガやヒプノセラピーによって、

分離した個別の意識が宇宙意識とふたたびつながることができるのです。

 

これがワンネスです。

 

 

同じ経験のデータ(因果)を共有して、

この世に生まれてくる人々の魂がソウルメイトです。

 

ソウルメイトのなかには悪役を演じてくれる人もいれば、

厳しく叱ってくれる人もいます。

そうやって気づきや学びを与えあなたの魂を成長させてくれる人たちが、

あなたのソウルメイトです。

 

そして、死ぬと意識(魂)は、元の宇宙意識のプールに戻っていきます。

 

 

 

■涙がこみ上げてくる不思議な体験

そんな不思議な体験をした人たちのなかには、

こんなコメントを残している人もいます。

 

「立っている足元の地面から一瞬、地球そのものを感じたのだ。

足の下にそのコンクリート台だけでなく、墓苑、パリの街、フランス全体、

地球が、次々と感じられた。

地球の重量さえわかった気がした。

それはとても繊細で美しい感覚だった」

 

「たとえば、車で帰宅する途中、ぼんやり景色を眺めていると、

ふいに『人生って素晴らしい!』という歓喜がこみ上げ、

心に広がってくる。

それは得難い体験で、

魂が震えるような素晴らしい感覚だったが、

兄もボクもなぜ突然そんな気持ちになるのかわからなかった。

ただそう感じられたことに感謝するばかりだった」

 

「目に映る空の色が青から緑に変わり、

宇宙と自分が一体となった感覚に呆然とした。

空には無数の光る糸が、

まるで宇宙の毛細血管のように走っているのが見えた。

と同時に僕の目線の位置が身長より高く上昇しはじめた」

 

「ときどき『生/ライフ』、そのものである躍動を感じる。

この動き、この循環、世界と世界が全体となって動くときの活発な力。

それは信じられないほど美しく、精密に動くので、

これを前にすると、たちどころに涙がこみ上げる。

そして完全に圧倒される。

そのとき私はなくなり、この動きと一体化する。

その美しさに涙が出る。

生きることがこれほど美しいとは」

 

「私がなくなった心でまわりを見渡すと、

そこには『愛』『美しさ』『悲しみ』しか見えなかった。

テーマは『生』への愛。

この愛は、『私』が『生』を愛するのではない。

『愛=宇宙=私』だった」

 

「目の前を歩く人たち、

犬や猫、目に映る生きとし生けるもののすべてが、

自分と別の『個』ではなくなり、

パリ、フランス、地球など、ありとあらゆるものが自分のハートとなり、

やがて宇宙と一体になっていく。

喜びや楽しさばかりでなく、悲しみや痛みも同時に感じる。

でも、感じているハートそのものが美しいのだ」

 

 

ワンネスは脳では体験できません。

ハートで感じるものです。

「私はあなた、あなたは私」という感覚が体に浸透すると、

見ず知らずの他人を見ても自分が見えてくるようになります。

 

人生に深い感謝が湧いてきますし、

みんなが1つの生命体のように互いに体験を重ね合わせているのがわかります。

 

 

 

■ワンネス体験には5つのステージがある

○ステージ1

・不思議な気持ちがはじまります。

高揚したワクワク感と人生への熱い関心が湧き起り、

すべてが愛おしく感じられます。

「生きているのは素晴らしい」という感覚で胸がいっぱいになります。

 

○ステージ2

・ステージ1の気持ちが感動へと発展します。

良い悪い、喜びと悲しみ、といった両極が1つになったビジョンがはじまります。

大きな喜びと、大きな悲しみが1つに混ざった感動が全身に広がります。

 

・自然に涙があふれてくるかもしれません。

悲しいからではなく、その感覚があまりにも美しいからです。

 

・時間が直線的な流れから曲がりはじめます。

現在、過去、未来が同時に見える感じです。

 

・目と心の視点が重なりはじめ、

11人の発する波動が個性として感じられるようになります。

 

 

○ステージ3

・私という自我が消えていきます。

私だと思っていた存在が錯覚だったと気づきます。

 

・地球上すべての人と心がつながり、

人々の内にある喜び、悲しみ、心配、希望、期待などが、

自分のこととして感じられてきます。

 

・ハートが愛であふれ、大きな感動がはじまります。

 

・視覚がふだん見えない別の層をとらえ、

なくなった人の霊や体を持たないスピリットが見えはじめます。

 

 

○ステージ4

・地球上の人間のすべてとの一体感から、

「私」という境界線が完全に消え、

宇宙と一体となった感覚がしてきます。

 

・五感はさらに研ぎ澄まされ、五感を越えた感覚で新しい次元を体験します。

 

・自分が自由自在に形を変える流体宇宙となり、宇宙に偏在して、

望めばどこにでもいられる感覚を味わいます。

 

・目に見える現実次元とは別の次元を体験します。

 

・音やイメージを振動として全身で体験します。

 

・宇宙という素晴らしい生命、そのピュアな光、生きている光、透明で純粋な白い光、

宇宙という無限の愛、そのすべてと一体化します。

 

 

○ステージ5

・宇宙のいたるところに生命を感じるようになります。

 

・地球人類だけでなく、はるか遠くの惑星に生まれた意識ある生命の存在が感じ取れます。

その存在の美しさに感動します。

 

・宇宙は何もない空っぽの空間ではなく、「生」で満ちあふれています。

 

・宇宙と一体になれば、移動せずとも宇宙のどこでも見ることができます。

距離に関係なく、移動は瞬間的で、気の向くままに「無限の移動」が可能になります。

 

・心臓に激しい疲れを感じるかもしれません。

心臓が止まるギリギリまで進んだような気がするでしょう。

 

・ワンネスが何分続いたかという感覚がなくなります。

 

・ワンネス中は「時間」も「生と死の区別」もなくなります。

 

 

 

 

■ワンネス体験をする方法

(1)  脳にお休みしてもらう。

判断を一切介入させないこと。

ただ観察するだけの姿勢でいること。

意識の働く場所を脳からハートに移す。

脳の反応、脳の考え方、脳の言うことを徹底的に観察してみる。

ときには脳に「バカじゃないの」と言ってみる。

魂と脳をはっきりと見分け、魂のためのスペースを頭の中につくる。

脳が伝えてくる情報を冷静に観察していると、脳はじょじょに静かになってくる。

脳が静かになると、次第に魂のかすかな声が聞こえるようになる。

そして、魂の次元の扉が開きはじめる。

魂の声だけでなく、人の思いや感情、守護霊のメッセージなども聞こえてくる。

 

(2)  相手に対する共感(エンパシー)

自分のことのように人を心から思う深い気持ち。

そこからすべての人に対する愛が生まれる。

相手との境目がなく、人と一体になること。

 

(3)  高い波動を感じる。

クラシック音楽が高音域の音楽を聴くと波動が高くなる。

チャクラを開く音声を聞くのも効果的。

 

繰り返しワンネスを誘起していると、常にワンネスに近い状態になります。

波動を感じやすくなり、いつでもワンネス体験に入れるようになります。

 

スポーツと同じように、鍛えれば鍛えるほど、容易にできるようになるのです。

 

ただ、ワンネスの世界は多次元の多層構造になっていて、

そこには宇宙人やスピリット、霊といった目に見えないエネルギー体が

存在する次元層も同時に存在しています。

 

しかし、地球上のほとんどの人の意識と生活は、

物質的な3次元という1層のみのなかで成り立っています。

 

だから、あえて多次元感覚を意識しておかないと、

圧倒的多数の物質世界のなかに自分が埋没してしまいます。

 

そうなるとワンネス感覚はすぐに遠のいてしまう可能性があります。

 

ワンネス体験は、ある意味では、外国語を学ぶことに似ているかもしれません。

それまで発想したことすらない観点から、

考えたことも見たこともない現象、

聞いたこともない音などと、少しずつ親しくなっていくわけです。

 

新しい言語を学ぶと観点が広がります。

いままで見えなかったものが見えてきて、

アクセスできなかった本の内容や人々の会話がはっきりと理解できるようになります。

まったく知らなかった世界が目の前に開けていき、

新しい情報が大量に流れ込んできます。

 

 

 

■ワンネス体験の落とし穴

あなたが3次元の物質世界に肉体を持って生まれてきたのは、

あなたが自分で望んだことです。

 

物質的現実の次元で体験することは、

魂の成長に必要な試練ですし、魂を鍛える糧になります。

 

しかし、ワンネス体験を繰り返していると、

スピリチュアルガイドや守護霊といった存在からのメッセージを、

重要視するようになり、日常の生活(3次元の物質世界)を、

おろそかにしてしまうことがあります。

 

そうなると肉体を持って生きているバランスが崩れてしまうのです。

「今」ここで体験している人生の意味を見失ってしまいます。

 

スピリチュアルな世界や宇宙のどこかへ行くよりも、

もっと重要なのは、目の前にいる人を大切にし、

ふだんの日常生活を大切にすることではないでしょうか?

 

スピリチュアルな世界での体験は、

日常生活に比べると強烈なインパクトがありますから、

意識していないと興味がスピリチュアルな現象へと、

どんどん引っ張られてしまいます。

 

物質的な現実への関心が薄くなり、スピリチュアルな世界のほうが、

リアルな現実だと勘違いしてしまう恐れもあります。

 

これは誰もが陥りやすいワナです。

 

「見えない世界」と「見える世界」

「スピリチュアルな世界」と「リアルな現実生活」と、

その「中庸」を見つけることです。

 

物質世界で忙しく活動すればするほど、

スピリチュアルな次元も活性化します。

スピードを持って行動することです。

動くことです。

 

とくに、このワンネス体験をしたことのない人に、

やり方を教えて覚醒させてあげるために行動してください。

 

そうすれば引き寄せ力も10倍にアップします。

 

自分の人生にしっかりと根を下ろしグラウンディングするほど、

スピリチュアルなエネルギーとのシナジーが活発に動くのです。

 

動けば宇宙が後押ししてくれます。

双方のバランスが取れてくると、

高次元からのエネルギーや情報や光を、

この3次元の世界に運ぶことができるようになります。

 

 

 

※ワンネス体験をしてみたい人は、

ぜひこちらへ≫≫

 

■まとめ

書籍『ワンネスの扉/心に魂のスペースを開くと宇宙がやってくる』から、

かなりの言葉を引用させていただきました。

 

著者のジュリアン・シャムルワさんは、

1980年にフランスのブルゴーニュで生まれパリ第5大学を卒業した人です。

 

16歳でUFOを目撃し、予備知識もないままにワンネスを体験します。

「日本人は宇宙人たちと話が通じやすいと僕はずっと思っている」

と語っています。

 

ワンネスのことを調べていろいろな本を読んだりインターネットで調べたりしましたが、

同書が一番納得のいく説明がされているなという印象を受けました。