お金持ちマインド集中講座(3回目)
「セッション3/お金持ちと貧乏人の5つの違い」
お金持ちと貧乏人には大きな違いがたくさんある。
同じものを見ていても、
貧乏人には、単なる石ころにしか見えないものが、
お金持ちには、ビッグチャンスに見えていたりするものだ。
こんな逸話がある。
江戸時代に、田舎から2人の若者が江戸へやって来た。
日本橋で、水を売っていたのを見て、
1人の男は言った。
「江戸の街は、水までもお金を取るのか、
こんな世知辛い場所で生きていくは無理だ」
と言って田舎へ帰って行った。
もう1人の男は、
「江戸の街では、水までも商売になるんだ。
おもしろい。オレも何か商売をしてやろう!」
と言って、ビジネスを立ちあげて成功した。
お金持ちと貧乏人の分かれ道だ。
他にもたくさん違いがあるが、今回は5つの違いを紹介する。
■違い1/恐怖に勝つ!
お金持ちは恐怖に負けずに行動する。
貧乏人は恐怖で何もできなくなる。
瞑想やメンタルトレーニングで、
お金が天から降ってくるようなことをイメージする人たちがいる。
それは白馬に乗った王子様がいつか迎えに来てくれることを
夢想しているのに等しい行為だ。
現実の世界で成功するには実際に「行動」するしかない。
米と水が目の前にあり、
そのあと瞑想とメンタルトレーニングをいくらしたって、
ご飯は炊けない。
米と水を炊飯器に入れてスイッチを入れればご飯は炊ける。
つまり、行動することだ。
しかし、多くの人たちは、行動することをためらう。
なぜか?
それは恐怖があるからだ。
お金持ちと貧乏人の最大の違いは、
この恐怖にある。
お金持ちは、恐怖にかられながらも行動を起こすのに対して、
貧乏人は、恐怖を感じると意気消沈してしまう。
もちろん、お金持ちだって恐怖は感じる。
お金持ちは、その恐怖を手なづけてモチベーションに変えているのだ。
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■違い2/不快ゾーンを突き抜ける。
お金持ちは、不快ゾーンを突き抜けようとする。
貧乏人は、快適ゾーンに居続けようとする。
お金持ちになるには、非常な困難をともなうものだ。
安易な道に逃げると、人生は困難になる。
その困難に立ち向かう人に道は拓ける。
困難な道には恐怖と不安がつきものだ。
つまり、不快ゾーンだ。
貧乏人は、この不快ゾーンにいることが耐え切れず、
安易な道に逃げてしまう。
そもそも、不快ゾーンをかいくぐるから成長できるのに、
逃げてしまったら成長などできないではないか。
快適な暮らしは安心感を与えてくれるが、
自分自身の成長にはつながらない。
人間として成長するには、快適ゾーンの範囲から、
思い切って飛び出さなければならないのだ。
つまり、どんなことでも、はじめのうちは、
不快ゾーンになり恐怖と不安がつきまとうが、
そのまま続けていれば快適ゾーンが拡張し、
人間的にひと回り大きくなれる。
快適さばかり追い求めていると、
何の成長もできず恐怖と不安はいつまでも消えることはない。
チャンスを生かすこともできず、人に会うことも少なくなり、
いろいろな戦略を試してみようと思わなくなる。
快適さを優先すればするほど、
ますます恐怖と不安の虜になってしまうのだ。
■違い3/何でも学ぶ。
お金持ちは「何でも学ぼう」とする。
貧乏人は「何でも知っている」と思う。
「期待したほどの成功を手に入れられないのは、
まだまだ君の知らないことがあるからだよ」
と言った大金持ちがいる。
貧乏人は、自分が正しいことを証明したがり、
何でもお見通しのような顔をしている。
自分が貧乏なのは運が悪かったか、政府が悪いんだ、
ぐらいにしか思っていない。
人は常に学び、成長していかなければいけない。
命あるものは常に成長している。
植物もそうだ。
植物は成長が止まると枯れていく。
人間も同様に、成長が止まれば、待っているのは死だ。
哲学者エリック・ホッファーは
「学習し続ける者は地球の未来を受け継いでいくが、
学ぶ意欲を失った者は博物館の標本になる運命だ」
と言った。
ベンジャミン・フランクリンはこんなことを言っている。
「教育は高くつくと言うのなら、無知はもっと高くつく」
お金を手に入れるには、お金のゲームのやり方を徹底的に勉強することだ。
所得を増やし、お金を管理し、効果的な投資をするにも学びが必要だ。
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■違い4/専門領域を持っている。
お金持ちは自分の専門領域を持ち、その分野では一流である。
貧乏人は、専門性などなく平凡以下の才能しか持ち合わせていない。
プロスポーツの世界では、各選手の能力の差は歴然としている。
一般的に、最高の選手が最高の年棒を受け取っている。
CM出演料も一番高い。
これと同じ原理がビジネスやお金の世界でも働いている。
つまり、技術を磨けば、稼ぎも増えるということだ。
駅弁を販売する技術でもいいし、ビルの床を掃除する技術でもいい。
分野を問わず、絶えず勉強し、自分を向上させることが不可欠なのである。
何か新しいことをやろうと思ったとたんに、
その思いと同じだけマイナスの感情が出てくるのは自然のこと。
その不安や疑いを乗り越えて行動できるかどうかが
お金持ちになる「鍵」なのだ。
■違い5/自分の将来だけでなく世界の将来も考える。
お金持ちは、自分の将来や世界の将来を考える。
貧乏人は、自分のことしか考えない。
貧乏人は、未来よりも、いまの楽しみを優先させてしまう。
嫌な仕事の憂さ晴らしのために、刹那的な楽しみにお金や時間を使う。
だから、学ぶ時間がない。
その結果、資産を築くこともできず、才能も未開なままと時間だけが過ぎていく。
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■まとめ
経済自由人になる過程は、
知らない人がたくさんいるパーティへ行くようなもの。
招待状を持っていなくても堂々とパーティ会場へ入っていけばいい。
最初は、誰しもそんなふうにして経済自由人のパーティに参加する。
最初は居心地が悪いかもしれないが、そこを乗り越えると次第になじんでくる。
そうやって、いったん、入り込めば、誰もあなたを部外者だとは思わない。
もう、立派な参加者になる。
今度は、キョロキョロしている新米をリラックスさせて、パーティになじめるように、
手助けしてあげて欲しい。
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土屋 清 (火曜日, 12 3月 2019 18:04)
毎回、わくわくして読んでいます。
今回のある文章で、やっと、行動に打って出る気が
湧いてきました。
それは、
「何か新しいことをやろうと思ったとたんに、
その思いと同じだけマイナスの感情が出てくるのは自然のこと。
その不安や疑いを乗り越えて行動できるかどうかが
お金持ちになる「鍵」なのだ」 。
の文章でした。
今まで、個人セッションやカルチャー講座をやりたいと
考えているだけで、なかなか行動できませんでした。
こうして、10年以上過ぎてしまいました。
教材の原本までは何とかたどり着いたのですが、
どうせやってもだめだろう・・・
話も下手だし・・・
誰も来ないだろうな・・・
無駄なことはやめよう・・・
こんな思いでいつも頓挫してました。
私は「お金持ちになりたい」
との執念はないのですが、
「世の中の悩んでいる人たちの一助になれば、
自分の考えた技術で世の中のためになれば」
この思いがあふれています。
この成功の結果として、いい生活ができればとの
思いはありますが。
行動力のなさを打ち砕いていただいた今回三回目の
講座に、感謝いたします。
本当にありがとうございます。
今から、少しずつ教材の整理をしていきます。
次回のメール講座、楽しみにしております。