別れの悲しみを乗り越える7つの方法

別れの悲しみを乗り越える7つの方法

 

いつの時代でも、どんな国でも、別れは悲しいもの。

離婚したケースや、恋人解消したケース、死別したケースなど、

さまざまな別れがある。

 

東京ヒプノセラピーサロンにも、

「結婚まで考えていた彼氏と別れて、もう、半年も尾を引いています。

どうしたら立ち直れるでしょうか?」

という相談を多く受ける。

 

どうすれば、素早く立ち直り、次の恋へ行けるのだろうか?

 

まずは、別れから、すぐに立ち直る人たちがやっている7つの方法について説明しよう。

 

 

 

 

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■立ち直りの早い人たちの7つの心理テクニック

 

(1)別れた相手と関係を戻そうとしない。

 

男性は、別れた女性のことが忘れられず、メールを送ってしまったり、電話したりする。

あわよくば、もう一度、よりを戻したいと思っているからだ。

 

たしかに、出会う時期が早すぎたということがあるかもしれない。

2人とも大人になりきれていない状況で出会ってしまい、恋愛関係になったが、

傷つけ合う結果になって別れてしまったとする。

半年ほどたって、深夜の2時ごろにメッセージを送ったりするのだ。

 

これでは、何の意味もない。

大人になって、成長した姿で、もう一度会うのなら、まだ話はわかる。

だが、精神的になんら成長もしていないのに、よりを戻すなどあり得ない。

 

関係を戻そうとする前に、精神的成長が先なのだ。

 

 

(2)自分を責めない。

 

立ち直りの早い人たちは、決して自分を責めたりはしない。

「私が悪かったんです」

と言えば、謙虚な姿勢が見せられてカッコいいかもしれないが、

心から悪かったと思ってしまうと、クヨクヨとする時間が長引いてしまう。

 

自分を責める心理が発展すると「罪悪感」になる。

「罪悪感」は自己評価を低くしてしまうし、活力を奪ってしまう。

悪循環にはまってしまい、別れの悲しみから抜け出せなくなってしまうのだ。

 

 

(3)被害者ぶらない。

 

「私は、悪い男に騙された被害者なんです」

と思っていると、いつまでも別れが尾を引くだけでなく、

人間的な成長ができなくなってしまうので要注意!

 

自分が「被害者」だと思うことは、相手が「加害者」だと思っているということだ。

これは、自分が被害者になることで、相手を責めているのだ。

相手を責めることが、習慣になってしまうと、その後の恋愛で大きな障害となるだろう。

 

誰も責められたいと思っていないし、そんな人はどこにもいない。

責められると、責め返してくるので、猛烈な喧嘩になってしまう。

そうやって、恋愛が破綻する。

 

 

(4)別れを繰り返すことで成長する。

 

立ち直りの早い人たちは、

「別れを繰り返すことで人間は成長するんだ」という価値観を持っている。

だから、たくさん別れを経験したほうがいいんだと考える。

 

傷つけ合ったかもしれないが、おかげで成長できたと思えば、

相手への感謝の気持ちさえ浮かんでくる。

こういう思考を習慣的にやっている人たちは、別れから立ち直るのが早い。

 

 

(5)自分の魅力を信じる。

 

別れを経験すると、「自分には魅力がないのかなぁ」と考える人が多いが、

立ち直りの早い人たちは、「別れたからといって、自分に魅力がないとは思わない」のだ。

 

つまり、自分を信じているということ。

「何があっても、自分は人に愛される価値のある人間なんだ」

「あの人には嫌われてしまったけど、私には魅力がある」

「私は素晴らしい人間なんだ!」

そう思っていると、立ち直りは早くなる。

 

 

(6)1人になっても堂々と生きている。

 

人間は1人で生きていけない存在だが、誰かに頼ると、

頼られた人から嫌われてしまうというジレンマを抱えている。

 

あなただってそうだろう?

誰かに頼られたら、最初は、「私も人から頼りにされるような人間になったんだなぁ」と

ちょっと誇らしい気持ちになるかもしれないが、

何から何まで頼られたら嫌になるはずだ。

 

だから、誰にも頼らず、1人で堂々と生きることだ。

これにはコツがある。

頼るべき人を複数持つことだ。

そして、自分の居場所といえる場所も複数持てばいい。

 

 

(7)原因を見つけて改善する。

 

なぜ別れてしまったのか?

そこにはたくさんの原因が絡み合っているはず。

相手が100%悪いわけでもなければ、あなたが100%悪いわけでもない。

考え方や習慣など、多くの原因が存在する。

 

それらをチェックして、改善すべきところは改善する。

そういう姿勢を持っている人は、いつまでも別れを引きずったりはしない。

 

 

 

 

 

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■離婚の痛手から立ち直った女性のお話

 

3度の離婚経験のある女性が、

天才ヒプノセラピストのミルトン・エリクソン博士のもとへ

ヒプノセラピーのセッションを受けにやってきた。

 

彼女は、悲惨な最初の離婚のあとに不感症を発症していた。

その夫はアルコール依存症で、結婚初夜に酔っぱらって帰ってきて、

彼女を手荒く扱い、レイプ寸前のことをやってしまった。

 

夫の粗野な扱いに彼女が反発すると、夫は口汚く、

「お前は、不感症だ!」

と罵ったという。

 

そして、夫は、売春婦を抱きに夜の街へ出て行った。

とんでもない男と結婚してしまったようだ。

 

その後、夫は、何度か性交を求めてきたが、そのたびに失敗に終わった。

夫は、毎回、「お前が不感症だからだ」と妻のせいにした。

それが1回目の離婚だった。

 

2回目はマザコン男だった。

マザコン男も、彼女のセックスの反応が悪いことで「お前は不感症だ」と罵った。

 

3回目は、老紳士だったが、お金目的の詐欺師だった。

この老紳士も、乱暴に彼女を犯し「お前は不感症だ」とあびせた。

 

最初のセッションのとき、

ミルトン・エリクソンは、彼女を催眠にかけ、熱さの結果として冷たさを感じるという

リフレーミングの技法を使った。

 

彼女は「不感症と言われたことが、むしろ全然気にならなくなりました」と語った。

何度かセッションを受けたあと、

 

彼女は4回目の結婚をし、子どもも1人もうけた。

 

幸せな結婚生活を送っているという。

 

 

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■まとめ

 

結婚にしても、恋愛にしても、相性というものがある。

相性の合わない相手と一緒に過ごすと魂は決して喜ばない。

 

相性が合わないと思っていても、ついつい

「この人でいいや」と泥沼にはまってしまうことがある。

 

それは、本人に弱い部分があり、

無意識レベルで泥沼にはまるほうを選んでいることがある。

「この男は浮気をしそうだなぁ。でも、いまの孤独を埋めるには、しかたないか」

と思ったり、

「とにかく、誰でもいいから結婚しなきゃ」

と焦っていたりすると、

 

その後の結婚生活は悲惨になる。

幸せな結婚をするには無意識レベルの変化が必要となる。

この無意識レベルでの変化を起こすのがヒプノセラピーである。

 

 

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