ミルトン・エリクソンがダイエットを成功させた3人の女性の話

 

ミルトン・エリクソンは伝説のヒプノセラピストだ。

あらゆる病気をヒプノセラピーで治している。

まるで奇蹟のように・・・。

 

そして、肥満に悩む女性たちも、ミルトン・エリクソンのおかげで、

見事にダイエットを成功させている。

 

ミルトン・エリクソンによって、

ダイエットを成功させた3人の女性のお話を紹介しよう!

 

 

 

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■母親への憎しみに気づいた26歳女性の話

 

その26歳の女性は極端に太りすぎていた。

母親とともに住んでいて、とても反抗的な態度をとる女性だった。

 

ミルトン・エリクソンのもとへやってきたときも、

反抗的で攻撃的な態度をとっていた。

それは、何かを防衛するために、反抗的攻撃的になっているようだった。

 

自分の生まれてこれまで育ってきた経緯を話すときも、

26歳の女性は反抗的で攻撃的だった。

 

そこで、ミルトン・エリクソンは、

「なぜ、あなたはそんなに防衛的なのですか?」

と女性に尋ねた。

「なぜか、わかりません」

と女性は答えた。

 

少し沈黙したあと女性は「私は助けを必要としていると思います」と言った。

初回の面談はカウンセリングだけで、女性の生育について、

あまり重要ではないことについて気楽におしゃべりした。

おそらく、ミルトン・エリクソンは、この女性とラポール(信頼関係)を築くために、

そうしたのだろう。

 

女性が帰ろうとしたとき、ミルトン・エリクソンは、

「なぜ、母親を憎んでいるのか、考えてみてください」

と女性に指示した。

すると、女性は、

「私は母親を憎んでいません」

と強く主張した。

 

「あなたはまだ気づいていませんが、次の予約までに気づくでしょう。

それが問題なのです」

とミルトン・エリクソンは、強く言った。

 

そして、女性が再来院したとき、こんなことを言った。

「私はほんの少し母親を憎んでいます。

その憎しみを考えている過程のなかで、私は15ポンド体重を減らしました」

 

15ポンドだから、約7キロ減量したことになる。

この女性は、それまで母親を憎んでいる自分に気づかず、

無意識のうちに緊張状態にあったようだ。

そのストレスから過食になり、肥満を引き起こしていた。

 

ミルトン・エリクソンは、それを見抜きダイエットを成功させた。

 

 

 

 

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■母親に虐待されていた女性の話

 

 

ある若い女性は、太りすぎていた。

ダイエットを何とか成功させたくて、その若い女性は父親とともに

ミルトン・エリクソンのもとへやってきた。

 

その女性は、母親によって幼児期以来、言語的にも身体的にも、

虐待されていた。

母親は、その女性に

「お前は、ぞっとするほど嫌な奴だ。そして、お前のお父さんは、ダメな奴だ」

と言った。

 

母親はその女性に父親のことも悪く言っていた。

その父親は、実際は、誠実で真面目な男なのだが、

母親は、「あなたの父親は不誠実で浮気をしている」と娘に言っていた。

 

ミルトン・エリクソンは、その女性を催眠状態に入れて、

「私はおいおい泣いている可愛いあなたについて、とても知りたいです」

と語った。

そして、母親のことを「元気のないのろま」と呼んだ。

ミルトン・エリクソンは、

「あなたの父親は、他の女性と寝るあらゆる権利があり、

それであなたは父親の支持者になるでしょう」

と語った。

 

ミルトン・エリクソンが、母親を批判すると、その女性の緊張が高まった。

女性が緊張すると、「椅子のひじ掛けは快適ですか?」などと質問することで、

女性の気を紛らわせた。

 

女性をトランス状態にさせて、

人格交代とフューチャーペーシングのテクニックを駆使した。

これは、イメージの世界で、そこにいない人と会話したり、

未来をみたりするヒプノセラピーだ。

 

ミルトン・エリクソンは、その女性のイメージの世界で父親と会話し

「奥さんと別れたらいかがですか?」

と語った。

また、ミルトン・エリクソンは、母親とも会って、

なぜ、娘にそんなことを言うのかを尋ねた。

 

そして、未来をイメージして、その女性の結婚式を味わった。

女性は体重を減らし、ダイエットに成功して、美しい姿で結婚式に登場する。

 

そこで、ミルトン・エリクソンは、

母親は、その結婚式で、どんなふうに振る舞うよう期待されているか、

その女性が、母親に向かって言うようにイメージさせた。

イメージの世界で、母親と娘を対峙させたわけだ。

 

このヒプノセラピーのセッションのあと、

 

女性はダイエットを成功させ、幸せな結婚をした。

 

 

 

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■家事をしない肥満主婦のお話

 

 

ミルトン・エリクソンは、電話でのカウンセリングだけで、

ダイエットを成功させたこともある。

 

あるご婦人は、夫と4人の子どもを放置していた。

家のことに関心が向かないのだ。

ダラダラと過ごし、食べたいだけ食べて、ブクブク太っていった。

 

このご婦人は肥満のために、恥ずかしくて、

ミルトン・エリクソンに会うことはできないといい、

電話でカウンセリングを受けることになった。

 

ミルトン・エリクソンは、電話口で、

「あなたの子どもたちが無知になることは、

残念に私は思います」

と言った。

 

「あなたの子どもたちは、植物園やグランドキャニオン、化石の森のような

南西部にある素晴らしい体験を決して知らないでしょうね」

そんなふうに、ミルトン・エリクソンは、ご婦人に、

学校の外に子どもたちを連れて行き、旅行するように暗示した。

 

1年後、ご婦人はミルトン・エリクソンに電話して、

「私の体重は普通に戻り、家族への関心が再び戻りました」

と報告した。

 

 

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