自己評価の低い人を誉めるとき!

 

相手をやる気にさせたり、

自信をつけさせてあげたりするには、

 

誉めるのが一番です。

 

しかし、自己評価の低い人を誉めるときは、

ちょっと注意が必要です。

 

というのも、誉めることが逆効果になるケースが少ないからです。

 

たとえば、

「〇〇さんて、スゴイよね」

と誉めると、

 

「そんなことないですよ。おべんちゃら言わないでください」

 

と自己評価の低い人は言い返してきます。

 

なかには、

 

「おべんちゃら、お世辞を言う人、大嫌いなんです!」

 

と怒り出す人もいます。

 

自己評価の低い人は、

だから、誰からも誉められないし、

友だちを失うこともあるわけです。

 

 

こういう人には、何て言えばいいのでしょうか?

 

天才ヒプノセラピストのミルトン・エリクソンは、

自己評価の低い人と接するとき、

 

どうしていたのでしょうか?

 

 

 

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ミルトン・エリクソンはベトナム人の少女に・・

 

ミルトン・エリクソンは、

娘夫婦が養子としたベトナム人の子キムバリーに愛情を込めて

 

「ジンジャーブレッド・ガール」

 

と呼んだそうです。

 

特別なカードや手紙を書いて送ったり、

「ジンジャーブレッド・ガール」の手作り人形をプレゼントしたり、

特別に扱ったそうです。

 

 

そのことで、キムバリーは自分に自信を持ち、

見知らぬアメリカの地でたくましく生きて素晴らしい大人に成長しました。

 

ポジティブなニックネームは、

その人のセルフイメージを高めてくれます。

 

たとえば「教授」と何度も呼ばれていると、

何となく賢い人になったような気になります。

 

つまり、暗示がかかるわけです。

 

あなたも「お姫様」と何度も呼ばれると、

いつの間にか高貴な人間になったようなつもりになるのではありませんか?

 

本人が喜びそうなニックネームをつけてあげることがポイントです。

 

 

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尊敬する人物を聞き出そう!

まずは、相手が尊敬する人物を聞き出してみましょう。

 

「ジョン・レノンにあこがれていて、彼のようなミュージシャンになりたんですよね」

 

と相手が言ってくれたら、

 

「ジョン!」

って呼んであげれば、喜びますよね。

 

 

女性の場合、

多くは「可愛い」と言われたがっています。

 

 

ですから

「可愛いミーちゃん」とか、

 

「可愛いアヤちゃん」とか、

 

「可愛いサーヤちゃん」とか、

 

そんな風に呼んであげると喜ばれます。

 

しかも、何度も呼んでいるうちに、自己評価が上げっていきます。

 

女性は自信をつけると、どんどん美しくなっていきます。

 

不思議なくらい、一気に変わりますので、

ぜひ「可愛い〇〇ちゃん」と繰り返し言ってあげてください。

 

 

もしも、尊敬する人を聞き出すことができたら、

その人の名前をニックネームにしてあげましょう。

 

たとえば、

「安室ちゃんが大好きでリスペクトしてます」

 

と相手が言ってくれたら、

 

「新宿の安室ちゃん」とか、

 

「可愛いアムラー」とか、

 

ちょっと変形して言ってあげるといいでしょう。

 

女性には、

 

「姫」

 

「クイーン」

 

「プリンセス」

 

というニックネームをつけて、何度も言ってあげると、

自己評価が高くなっていきます。