ミルトン・エリクソンに学ぶ驚異の会話術2

●離婚経験があることを打ち明けるとき

 離婚経験があることとか、

 

子どもがいることなどは、

 

結婚を考えているのならば、

いずれはどこかで打ち明けなければいけません。

 

初対面では控えたほうがいいかもしれませんが、

なるべく早い段階で言っておいたほうがいいです。

 

 

タイミングとしては、

 

ある程度、

自分の魅力がアピールできて、

相手の心もつかんでいるなと確信したときです。

 

 

しかし、告白するときの言葉の使い方には気をつけてください。

 

 

 

 

【悪い例】

 

 あなた「ごめんなさい。いままで黙っていたんだけど、大事なことがあるの」

 

 相手「何ですか?」

 

 あなた「怒らないで聞いてね。絶対に怒らないって約束してくれる?」

 

 相手「怒らないから、言ってください」

 

 あなた「私、バツ2なの。しかも、子持ち」

 

 相手「え?!」

 

 

 

〈悪い理由〉

 離婚経験があることに罪悪感を持っているとうまくいきません。

そのうしろめたい気持ちが相手に伝わり、

あなたの魅力は半減してしまいますから。

 

 

「罪を背負って生きている」と思うと暗くなります。

 

暗い人生の仲間入りをしたいと思う人はどこにもいないでしょう。

 

離婚はいけないことですか? 

失敗は誰にでもあることなんです。

 

一度や二度の失敗にくじけず前向きに生きていることを誇りに思いましょう。

 

 

 

 

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【良い例】

 

あなた「一度も挫折を味わうことなく順風満帆に生きてきた人と、何度か挫折を味わいながらも、前向きに生きてきた人と、どちらがお好きですか?」

 

相手「それは、挫折を経験した人ですよね」

 

 

あなた「実は、私、結婚のリハーサルを2回、経験しているんですよね。

次が本番。

 

つまり、マル2のエンジェル付き。若い人より経験豊富でいざというときに役立ちますよ」

 

 

 

 

 

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【ポイント】

 最初に二者択一を相手に投げかけておくというのは、かなりいいテクニックです。

 

しかも、こんな質問をされたら、誰だって、

 

 

 

「何度か挫折を味わった人」を選びます。

 

 

 

「一度も挫折を味わうことなく順風満帆に生きてきた人と、

何度か挫折を味わいながらも、

前向きに生きてきた人と、どちらがお好きですか?」

 

 

 そのうえで、離婚経験のことを「マル2」と表現し、

子持ちであること「エンジェル付き」とポジティブな言葉で言うわけです。