■男の人の気持ちがまったくわかりません!
こんな悩み相談を受けました。
【悩み】
「男は火星人、女は金星人」とよく言われますが、男と女はそれほど違うんですよね。
「違いを楽しみなさい」ととく言われますけど、正直言って、ちっとも楽しめません。
私はいつも相手の男性から見つめていてもらいたいのに、そんなことを言うと「ウザい」と言われます。
私は働いているキャリア女子ですので、経済的な援助とか庇護は必要ないんですが、精神的な支えは渇望しています。
渇望というと、大げさに聞こえるかもしれませんが、夜、独りぼっちの部屋でテレビを見ているとふとそんな気持ちになるんです。
しかし、そんな私の気持ちを大きな心で包容してくれる男性はいません。
いままで、1人もそういう男性に会ったことはないのです。
私はどうすればいいのでしょうか?
何か間違っていますか?
【答え】
■恋愛について本音とは真逆のセリフを言っていませんか?
いまアナタは「精神的な支えとなる男性を渇望している」とおっしゃいましたね。
それは、まさしく、アナタの本音のセリフだと思います。
おそらく、心の底からそう思っているのでしょうね。
しかし、アナタは常日頃から、周囲の人々に、そういう本音を言っていますか?
ストレートに本音を言ってしまうと変な人だと勘違いされてしまうから、
多少、オブラートに包んだ言い方になると思いますが、自分の心をさらけ出していますか?
もしかすると、本音とは真逆のことを言っていませんか?
とくに男性たちの前で・・・。
言葉というのは恐ろしくもあり、嬉しくもある、不思議な力を持っています。
言葉は、人を傷つけることもできるし、人を癒すこともできます。
言葉が、人に影響を与えるのです。
自分の気持ちとは真逆なことを言うとどうなるでしょうか?
相手は、アナタの本音の部分を理解しません。
相手にはその言葉のメッセージが伝わってしまいます。
その言葉通りに伝わります。
本音とは真逆のことを言ってしまうと、本音とは真逆のメッセージが伝わってしまいます。
そうなると、本音とは真逆の影響を与えてしまい、本音とは真逆の結果になってしまうのです。
恐ろしいことですよね。
今回はジョン・グレイ博士の意見をアナタに紹介しましょう。
詳しく知りたかったら、下記の本を読んでみてください。
ジョン・グレイ博士の『この人と結婚するために―恋の始まりからプロポーズまで相手の気持ちを離さない...』
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■恋愛で気をつけなければいけない7つの言葉たち
アナタが常日頃、どのような言葉を発しているか、チェックしてみてください。
本音とは真逆の言葉を口にしていませんか?
たとえば、こんなセリフです。
1)男なんて必要ありません。でも、人生には彼がいてくれたほうがいいと思います。
2)私に男なんて必要ないわ。でも、いても悪くないわね。
3)自分のことは自分できますよ。ただ、必要だからというのではなく、そこに男がいてもいいかなって感じね。
4)男なんていりません。あんな、面倒臭いもの・・・。
5)別に困っていないもの。いまの生活に満足していますよ。結婚はしなくていいけど、恋愛はしたいかな。
6)だいたい、なんで男が必要なわけ? 男を必要としているのは、弱い女よ。私は違うわ。
7)だって、私、いま、幸せだもん。ただ、一緒にお酒を飲んだり、映画をみたりしてくれる人がいたらいいかもね。
こうしたセリフは、一見、筋の通ったまともな意見のように聞こえます。
しかし、このようなセリフを吐いているようでは、理想の男性は近づいてきません。
理想の男性があらわれたとしても、アナタには見向きもしないでしょう。
それは、相手が悪いのではなく、アナタがそういうセリフを吐いてしまっているからです。
ここで、本質的なことを学んでください。
女性たちの本音と男たちの本音が違うのだということを・・・。
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■素直に認めよう! 女性たちの12の本音
アナタは次のような願望を持っているはずです。
渇望と言ってもいいです。
それが本音なのです。
具体的に12個リストアップしてみました。
1)私を思ってくれる男性に、常に見つめられていたい。
2)私の要求を喜んで引き受けてくれる人の助けが欲しい。
3)私のことを優しく思いやってくれる男性が欲しい。
4)私の好みを理解して、私がいちいち考えないですむような計画を、男性に立ててもらいたい。
5)私の要求を察してもらい、頼まなくても手を貸してくれる男性が欲しい。
6)誰かに注目され、愛され、憧れの的になりたい。
7)私がいないと寂しいと思い、私を欲してくれる男性が欲しい。
8)自由に相手を愛し、相手からも愛されているという確信が欲しい。
9)私の健康を気遣い、苦労を理解し、気持ちに共感してくれる人が欲しい。
10)話を打ち明けられるような信頼できる人で、秘密を漏らして私を失望させたり信頼を裏切ったりしない人が欲しい。
11)孤立無援にならないように一生助けてくれる人が欲しい。
12)情熱的に愛し合える人が欲しい。
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■絶対に知っておきたい、男たちの12の本音!
アナタは自分の本音にいま気づいたと思います。
そして、自分の本音を誰かにぶつけてみたいと考えていることでしょう。
「私は、こういう人が欲しいの。どこかにいませんか?」
と叫びたい衝動が生まれているかもしれません。
しかし、そんなことをしても、アナタのが求めているものは手に入らないでしょう。
なぜならば、男たちにも、恋愛に対する願望があるからです。
男たちは下記のような女性を渇望しています。
男たちの12個の本音に耳を傾けてみてください。
1)僕の努力を認め、与えたことについて感謝してくれる人が欲しい。
2)達成したことを誰かと分かち合いたい。
3)彼女の欲求を満たすチャンスが欲しい。
4)そのままの自分を誰かに受け入れてもらいたい。
5)引っ込み思案の自分を積極的にさせてくれる人が欲しい。
6)自分が与えられるものについて誰かに信頼され、頼りにされたい。
7)いちばんいい自分になれるよう、誰かに励ましてもらいたい。
8)自分を心底好きになってくれる人が欲しい。
9)自分といることで喜んでくれ、応えてくれる人が欲しい。
10)自分の計画や提案を受け入れてくれる人が欲しい。
11)間違いを犯しても、許してくれる人が欲しい。
12)我慢強く、力持ちで寛大、親切、献身的で義理がたい。自己主張が旺盛で、同情心に厚く、勇気があって、頭が良く、ユーモアがあっておもしろい、といった自分のもっとも良い資質を評価し、認めてくれる人が欲しい。
■女と男の違いを理解し学べばベストパートナーが見つかる!
女性と男性では、恋愛相手に対してまったく違う願望を持っていることが理解できましたか?
簡単に言ってしまえば、男は仕事を求めているんです。
仕事をして認められること、仕事の励みになること、仕事を応援してくれる人などを渇望しているといえます。
一方、女性たちは、自分のために働いてくれる人を渇望しています。
キャリア女子たちは経済的に男性に頼る必要がなくなりました。
自分で稼いで、自分で生活していますので、経済的には男は必要ないのです。
しかし、女性たちは、男性から恋愛対象として注目されたいのです。
男性からの熱烈な愛を渇望しているのです。
これって、うまく噛み合えばドンピシャの関係になれると思いませんか?
お互いが求めていることを相互に補完し合えるのですから。
男は仕事を求めていて、認められたいと思っています。
女性は、自分のために何かをやってくれる人を求めています。
女性が上手に男性に仕事を与えて、認めてあげ、誉めて感謝すれば、男性の欲求は満たされます。
そうすれば、ベストパートナーになれるでしょう。
しかし、多くのカップルは、そこがうまくかみ合いません。
多くのキャリア女子たちは、自立しなければと考えます。
他人に頼らず、自分の足で立つのだと思って仕事に頑張ってしまうのです。
キャリア女子たちは、経済的に自立して、できる女になれば、魅力が増すと思い込んでいます。
そうやって、自立することに長い年月と精力を使い果たしてしまうのです。
しかし、恋愛に関しては、そういう努力は何の意味もありません。
むしろ、逆効果です。
たしかに、仕事はちゃんとしなければいけません。
人の3倍働き、日夜スキルアップし、能力を身に付ける必要があるでしょう。
しかし、好きな男性の前では援助を必要としている女性を演じる必要があります。
なぜならば、男たちが求めているのは、援助を必要としている女性なのですから。
「最近は草食系男子ばっかりね!」
と男たちを批難する前に、女性たちは、上手に男に頼る術を学ぶべきです。
「このバッグ、重いの。ちょっと持ってくれない?」
「今日はむしゃくしゃするからカラオケに行きたい」
「飲みにつれていって!」
などと上手に甘えればいいのです。
「しょうがないなぁ」
と男は言うかもしれませんが、本心では嬉しがっているはずです。
■まとめ
ドラマや映画で女性が男にいう鉄板の質問があります。
「仕事と私とどっちが大事なの?」
景気のいいバブルの時代は、
「君にきまってるじゃないか」
と男たちは答えていました。
それが、心理学が流行した時代になり、
「君に寂しい思いをさせたんだね。ごめん」
と言って男たちは彼女を抱きしめるのが
心理学では正解だとされました。
しかし、格差社会になり、
世間では景気が回復しても、
トップ10%の人間だけうるおい、
90%の人間が貧乏になった現代では、
男たちは「仕事に決まってるじゃん」と心のなかで思っています。
しかし、彼女には言えません。
本音を言わないまま、
別れるケースが多いでしょう。
そういう男たちを見て、
女性たちは言います。
「草食系が増えたよね」
男たちが仕事に苦労している状況を、
女性たちが理解してあげれば、
ベストパートナーになれたのに、
もったいない話です。
ではでは
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