★付き合う前に知っておかなければいけない3つの男の習性
私の妻も独身のころ結婚相談所に登録していたそうです。
女性もかなりの会費がかかるのだと聞きました。
お金を払うのは男性だけだと思っていましたが、女性も結婚相手を見つけるのに、投資する時代のようです。
大手の結婚相談所に登録すると、登録者の数も膨大にあります。
その膨大な数のなかから最適な人を選ぶわけです。
インターネット上の会員サイトに入るとスクリーニング機能がついています。
そこで条件を打ち込みます。
・年収700万円以上
・年齢27歳から39歳
・身長170センチ以上
・住所は東京か神奈川
・タバコは吸わない
・お酒は少し飲む
そんな感じで条件を入れて検索すると、ズラズラっと相手が出てきます。
そして、プロフィールや写真などを見て、数人にメールを送り、メールのやり取りをしてデートへと発展します。
そんな感じで相手を見つけていくのです。
これは一見、便利なシステムに見えます。
たしかに便利になりました。
パソコンかスマホをいじっているだけで条件に合う相手が見つかるわけですから。
私が20代のころにこれがあったら、絶対にハマっていたでしょう。
しかし、誰かとデートしても長続きしません。
2回か3回かデートしたら、また次の人に申込みます。
出会いと別れを繰り返し、気がついたら結婚相談所への会費がどんどんふくれ上がり、お金だけが消えていくのです。
もちろん、出会いと別れを繰り返すことは悪いことではありません。
いろんな人に出会って、別れを経験するなかで人間は成長するのですから。
私の妻も結婚相談所に登録して何人かとデートしたそうです。
収入や学歴や身だしなみなど、申し分のない相手でしたが、それ以上の関係に発展することはありませんでした。
結婚相談所にお金を払っているわけですから結婚しなければいけません。
結婚が目的です。
結婚できなければ「お金を返せ!」と胸をかきむしりたくなるでしょう。
「ぼったくりもいいところよ!」
と結婚相談所を激しく罵る人を見たことがあります。
でも、よく考えてみてください。
そもそも、私たちは何のために生まれてきたのでしょうか?
「魂が成長するために生まれてきた!」ということを思い出してください。
魂が成長するために、いろんな人と出会います。
結婚することだけを目的にしていると、そこの部分を見落としてしまいます。
1回1回の出会いを「ああ、今回もダメだった」と考えてしまうと、何の成長もありません。
ですから、今回の出会いで私は何を学んだのかを考えてみましょう。
私の妻が言っていました。
「いろいろな人とお付き合いしてみて、男性の習性というものを学んだような気がする」
エライですね。
私の妻はちゃんと学んでいたのです。
妻が学んだという男性の習性は次の3つです。
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■習性1/男は傷つきやすい生き物です!
女性は過去を引きずりません。
失恋したときは傷つきますが、立ち直りも早く、過去の男とはきっぱりと切れてしまいます。
状況や環境が変わると、女性はすぐに新しい状況や環境に順応するようにできているのです。
ところが、男性はそうはいきません。
過去、現在、未来と連続してつながっていて、途切れることがないのです。
昔の彼女の写真をスマホで何度も眺めたり、メールを送ってみたり、電話してみたりして、いつまでも別れた彼女のことを引きずっています。
ですから、男性は一度傷つくと長く痛みが続きます。
いつまでも、クヨクヨしてしまうのです。
私自身、振り返ってみると、やはり傷つきやすいみたいです。
私の妻はそのことをよく知っていて、私が人間関係で嫌な思いをしたりすると「傷ついたのね?
大丈夫よぉ」と幼稚園児をあやすように包み込んでくれます。
そんなとき、私は彼女こそベストパートナーだなって思います。
最高の女性です。
■習性2/男は難しい話をしたがる!
基本的に男は難しい話をしたがる動物です。
得意げに政治や経済や歴史の話をします。
女性たちが苦手な分野だということも知らずにとうとうと話すのです。
男が難しい話をしてしまう心理はどんなものでしょうか?
自慢したいという心理もあるでしょうし、できる男をアピールしたい気持ちもあるでしょう。
政治や経済や歴史の難しい話を誰かにして、新しい情報を得ようとする考えもあります。
とにかく、男は外へ外へと情報を求める習性があるのです。
私の妻はそのことをよく知っています。
だから、私が難しい話をしはじめると、すぐにこう言います。
「素敵! そういうことを学びたかったの。嬉しいわ」
そう言って、妻は私の話をうんうんとうなずきながら聞いてくれます。
さぞ退屈なんだろうなと思いますが、そんなことをちっとも顔に出しません。
おそらく、妻は過去の男たちとの交際のなかで、そういうことを学んだのでしょう。
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■習性3/男は本音を口にしない!
男は本音を口にしません。
建前を重視する社会で生きているからです。
男たちは、建前に埋没してしまい、自分の存在すべてが建前になっているくらいです。
ですから、自分の本音を見失っている人もいます。
私もつい反対のことを言ってしまうことがあります。
年末のことです。
妻が、女友だちとの飲み会が続いた時期がありました。
私は1人でお留守番です。
妻はお酒が大好きですから帰宅は深夜になります。
そんな日が何日も続いたのです。
「今夜も、女子会なの」
と妻が言ったとき、私はつい、こんな嫌味なことを言ってしまいました。
「いいよ。好きなだけ飲んで、楽しんでおいで」
本当は、家にいて自分と飲んで欲しいのに、寛大な夫を演じてしまったのです。
しかし、妻は賢いですね。
男は本音を口にしないということを学んでいました。
「ありがとう。やさしいのね。でも、来月は、2人でいっぱい遊ぼうね」
もう、このひとことで、私はメロメロです。
スゴクないですか?!
■まとめ
どんな出会いにも学びがあります。
結婚相談所で出会った相手からも、多くのことを学べます。
あなたが真実の愛を学ぶと、必ずベストパートナーがあらわれてきます。
たとえば、本音を口にしない男に嫌味を言われたとき、あなたにはいくつかの選択肢が与えられます。
「嫌味に嫌味で返して喧嘩する」
「無視して女子会へ遊びに行く」
「嫌な男だなと思って別れたくなる」
「嫌味に苦しみ自分を責めて落ち込む」
などなど、
マイナスな反応ばかりを選択していると、相手との関係もマイナスなものになっていくでしょう。
しかし、「男は本音を口にしない」という習性を学ぶと、私の妻のように「来月は、2人でいっぱい遊ぼうね」と楽しい計画を立てるという新しいプラスの選択肢が増えるのです。
このように、学びを得ると、嫌なことは起こらなくなります。
それは魂が成長しているからです。
そして、魂が成長するとベストパートナーがあらわれます。
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