インナーチャイルドとは?

こんな相談を受けました。

本人の了解を得て、

名前を伏せてここに公開させていただきます。

 

■親から愛されなかった子どもはどうして幸せになれないのでしょうか?

 

 

私は親から愛されずに育ったと思うんです。

私は1人っ子です。

父は公務員で母は専業主婦でした。

はたから見ればごく普通の家庭です。

 

しかし、両親と親密な関係になった記憶は1つもありません。

父は私のことは無関心でした。

家ではほとんど会話らしい会話はありません。

休日になると早い時間からお酒を飲んできます。

酔った勢いで暴力は振るわないのですが、母とよく口喧嘩していました。

 

一方、私の母は何かと私を支配しようとする人でした。

何から何まで母の言う通りにしなければ私は叱られました。

息苦しい家庭でした。

 

そんな家庭が私のような人間を作りあげてしまったのです。

高橋フミアキさん、私は幸せになれないのでしょうか?

 

 

 

 

【答え】

 

■親に愛されなかった人の14つの特徴

 

 

親に愛されずに育った人には次のような特徴があるようです。

 

1)何が正しいのかを常に気にする。

 

2)物事を最初から最後までやり抜くことが困難。

 

3)本当のことを言った方が楽な時でも嘘をつく。

 

4)情け容赦なく自分を批判する。

 

5)楽しむことが出来ない。

 

6)真面目すぎる。

 

7)親密な関係を持つことが難しい。

 

8)自分のコントロールが出来ないと思われる事態に過剰に反応する。

 

9)他人からの肯定を常に求める。

 

10)他人と自分は違うと常に考えている。

 

11)常に責任を取りすぎるか、取らなさすぎるかのどちらかである。

 

12)過剰に忠実になる。

 

13)無価値なものでもこだわり続ける。

 

14)衝動的である。

 

いずれにしても、他人とのコミュニケーションがうまくとれない傾向があります。

つまり、一般にいうコミュニケーション障害になりやすいでしょう。

コミュニケーションに障害があると、日々の生活が生きづらいものになります。

一刻も早く対処することをおススメします。

 

 

 

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■アナタは無条件の愛に包まれて生まれてきました

 

 

私たちは、たくさんの祝福を受けてこの地上に生まれ落ちました。

風は祝福の歌をうたい、木々や花々や動物たちは喜びのダンスを踊り、星々は燦然ときらめきます。

 

ただいるだけで赤ん坊は周囲のすべての人々を幸せにします。

 

赤ちゃんのとき、私たちは無条件の愛に包まれ、完全無垢な光をはなっていたのです。

しかし、成長とともにさまざまな体験を通して傷つき、「恐れ」や「不安」「痛み」などの否定的な自己意識が芽生えます。

 

たとえば、足を滑らせて溝に落ちるという、ちょっとした体験で人生はじめての「恐怖」を感じます。

何ごともはじめての体験は強烈に印象付けられ、潜在意識に深く刻まれます。

 

ケガや事故だけではありません。

親から言われた何気ないひと言に深く傷つくこともあります。

 

たとえば、アナタが綺麗な洋服を着て両親の前に立ったとします。

母親が

「まあ、お人形さんみたいね」

と言ったとしましょう。

母親は、可愛いアナタを見てうっとりして言ったのです。

心からアナタのことを愛おしいと思っています。

 

しかし、アナタは「お人形さんみたい」という言葉を「私は人間じゃないんだ。人形なんだ」と認識したとします。

すると、アナタは、「ああ、私はお母さんから人間扱いされていない」と思い込み傷つきます。

生まれてはじめての体験ですから、その傷は深く潜在意識に刻まれます。

 

このように愛にあふれた家庭でも子どもは傷つくものです。

ましてや、愛情を示さない父や母に育てられた子どもは、多くの傷を負って生きていきます。

 

大人になるにつれて、傷ついた体験は忘れてしまいます。

しかし、潜在意識は決して忘れてはいないのです。

 

 

 

 

■インナーチャイルドとは「内なる子ども」

 

 

インナーチャイルドを日本語訳すると「内なる子ども」となります。

「子ども」と擬人化していますが、実際は受胎の瞬間から成人するまでの潜在意識のことを言っています。

 

そして、その幼少期の潜在意識には傷ついた記憶が強烈に刻印されています。

人はまったく傷つかずに成長することはできません。

いくら愛にあふれた家庭で育ったといえども、幼少期の無垢な心は傷ついているのです。

 

ですから、インナーチャイルドを定義すると「幼少期の傷ついた潜在意識」と表現することができます。

 

実は、このインナーチャイルドが、あなたの日常生活や仕事、恋愛関係、家族関係、お金との関係など、人生全般の重要な部分に影響を及ぼしているのです。

大人になっても、このインナーチャイルドにアナタは支配されています。

 

たとえば、アナタのインナーチャイルドが「私は親から愛されていない」と思っているとしましょう。

すると、アナタはいつも「自分は孤独だ」と感じていることになります。

その思いは大人のアナタの考え方や行動を制限してしまうのです。

 

 

■インナーチャイルドの2つの反応パターン

 

 

インナーチャイルドとは、過去の体験によって傷を負ってしまった「アナタのなかの子ども意識」です。

その子ども意識が潜在意識のなかに強烈に刻み込まれていて、大人になったアナタの人生に影響を及ぼしています。

 

大人になったアナタが外部からの刺激に対してどのように反応しているかを考えてみてください。

その反応はインナーチャイルドの影響を受けています。

そして、インターチャイルドには次の2つの反応パターンがあります。

 

1)傷つくことを恐れてビクビクする。

 

 

「アナタのなかの不安な子ども意識」が、大人になっても巣くっています。

「こうしたら失敗するかもしれない」

「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」

そんな意識にとらわれます。

 

傷ついたインナーチャイルドを守ろうとして、アナタの潜在意識はあらゆる手段を講じます。

たとえば、「傷つきそうなことは一切やらない」とか「すべてに言い訳を用意する」とか、ちょっとしたことに不安と恐怖を感じ、おろおろして保身に走るのです。

 

思い当たるフシがありますか?

 

 

2)自分にも他人にも批判的になる。

 

 

極めて常識的で分別があり、批判的な目を持った子ども意識です。

この批判的な目は自分にも他人にも向けられます。

 

気が付くと、ちょっと上目線になっていることもあります。

「そんなことをしたってムダだよ」

 

「人は必ず嘘をつく。だから信用するほうがバカなんだ」

 

「だから、やめたほうがいいって忠告したのに。言った通りだろ」

 

「君のために言ってるんだ。もっと体重を落としたほうがいいって」

などなど。

 

自分に対しても、他人に対しても、大人びた分別のある、常識的な考えを押しつけようとするのです。

 

いかがですか?

思い当たるフシがありますか?

 

思い当たる人は、いますぐ対処することをおススメします。

 

 

 

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■ヒプノセラピーでインナーチャイルドを癒す!

 

 

傷ついたインナーチャイルドに対して、どう対処すればいいのでしょうか?

インナーチャイルドというのは、潜在意識に深く刻印されているものですから、潜在意識の扉を開いてその傷を癒さなければいけません。

 

そのために有効なのがヒプノセラピーです。

ヒプノセラピーの「インナーチャイルドを癒すワーク」を行うと、次の3つの効果が期待できます。

 

1)変化のスピードが速くなる。

 

2)大きく変化する。

 

3)パワーと創造性が生まれる。

 

インナーチャイルドのワークショップに参加した人たちがこのようなコメントを残しています。

 

「こんなふうに誰かが私を見つけてくれるのをずっと待っていたんです」

 

「インナーチャイルドを見つけてから私の人生が変わりました」

 

「故郷へ帰ったような気持ちです」

 

子ども時代には親に対して依存欲求を持ちます。

しかし、その欲求が満たされないと、人は傷ついたインナーチャイルドを持ったまま大人になります。

 

その傷ついたインナーチャイルドがアナタの人生を息苦しいものにするのです。

ですから、一刻も早くインナーチャイルドを癒して再生する必要があります。

安心してください。

大丈夫です。

 

インナーチャイルドには自然治癒力が備わっています。

その治癒力を引き出し、育て直せば、素晴らしい創造的なエネルギーがあらわれます。

インナーチャイルドは一度統合されるとバイタリティの源になるのです。

 

インナーチャイルドを癒し再生させる手助けとなるのがヒプノセラピーです。

 

 

※いますぐインナーチャイルドを

癒したいという人は、

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