重要な決断に迷ったキャリア女子がとった画期的な方法とは?
経営者に限らず、働く人たちは、日々、重要な決断を迫られています。
その決断で間違った道を選択すると大きな損失をこうむることになるのです。
ビジネスとはそういうものです。
私のところに、東京都内に住む30代の働く女性がやってきました。
彼女は美しく聡明で学歴も申し分のない逸材です。
一流企業が彼女を欲しがるでしょう。
ある企業が、彼女に「今の2倍の給料を提供するから来てくれないか」というオファーを出していました。
彼女は、いまの会社を辞めて、そちらへ転職するべきかどうか、迷っていました。
メリットとデメリットを列挙してみて、彼女は賢明に分析していました。
しかし、いくら分析しても結論は出てきません。
どうすればいいか、途方に暮れて私のところへ来たのです。
私はこんな提案をしてみました。
「でしたら、潜在意識に聞いてみましょう」
■潜在意識は必ずベストな答えをくれる!
1時間の個人面談のあとヒプノセラピーの催眠セッションに入りました。
私は彼女を催眠誘導して、潜在意識の奥深く降りていくよう指示します。
彼女は、完全にリラックスして、催眠状態に入りました。
年齢退行し心の傷を探り、インナーチャイルドを癒します。
精神がスッキリしたところで、彼女を守護する存在を呼び出しました。
擬人化した雲があらわれました。
この擬人化した雲は、彼女の潜在意識に他なりません。
私は彼女の潜在意識に「誘われている会社へ行くべきかどうか」質問してみました。
すると、ここで、彼女の顕在意識は出てきてしまったのか、「わかりません」という答えしか出てきませんでした。
私は、そこで催眠をときました。
その後の面談で、眠る前に、潜在意識に質問して眠るように言いました。
そのときに私が作った質問文がこれです。
「転職するべきかどうか、教えてください。
私の潜在意識は、私にとって何が一番良い選択かを知っています。
それは、常に私を幸福にし、私の関係者をも祝福するような決定を私に示してくれます。
その答えは、すぐに私にあらわれることを信じ、私はそれに感謝します」
私はこの質問文をメモに書いて彼女に渡しました。
彼女はそのメモ用紙をバックにしまって帰っていきました。
■答えは3日後にあらわれた!
彼女は私が指示した通り、毎晩、寝る前に私が渡したメモを数回読み上げて眠りにつきました。
毎晩といっても、実際は3日でした。
3日後の朝に「転職はするべきではない」という予感が込み上げてきたのです。
そして、彼女はその仕事を断りました。
この決断が正しかったことが数か月後に判明しました。
というのは、その会社が倒産したのです。
潜在意識はこのような忠告を私たちに与えることがしばしばあります。
まるで予知能力があるかのような忠告です。
あなたが、もし、いま、重要な決断に迫られているのなら、このテクニックを試してみてください。
潜在意識に問いかけてみるのです。
潜在意識は常にベストな解答をあなたに与えてくれるでしょう。
ビジネスにおいては、常に重要な選択に迫られます。
経営者ならばその重要度は計り知れません。
売上アップのための施策を考えるときも、重要な選択が求められます。
広告費を投下するときも100万円から1,000万円単位の投資を決断しなければいけません。
社員を採用するときも、間違った人材を採用するととんでもない損失になります。
設備投資にしても、人材育成にしても、事務所を移転する問題にしても、常に決断を迫られるのです。
しかも、そうした決断は締め切りがあります。
「2~3日で決断しろ!」
「いますぐ決断しろ!」
「一刻も猶予はない!」
とあなたを攻め立てます。
そんなときは、静かに潜在意識に問いかけてみてください。
必ずベストな解答が得られるでしょう。
もしも、潜在意識への問いかけ方法がイマイチよくわからないという人は、一度ヒプノセラピーの専門家に相談することをおススメします。
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