自己評価の低い女子がわずか3ヶ月で人生が変わった話
■そもそも自己評価って何でしょうか?
自己評価という言葉をよく耳にしますが、そもそも「自己評価」って何でしょうか?
他人がアナタのことを評価するのではなく、自分で自分を評価するということですよね。
いったい何を評価しているのでしょうか?
たとえば、
「私はいい子なのか、ダメな子なのか?」
と評価を下すわけですよね。
・鉄棒で逆上がりができたらいい子で、できなかったらダメな子
・人とうまくおしゃべりができたらいい子で、できなかったらダメな子
・仕事で成果を出したらいい子で、出せなかったらダメな子
・お勉強が出来たらいい子で、できなかったらダメな子
・シャキシャキ頑張るのはいい子で、ダラダラと怠けるのはダメな子
そんなふうに自分で自分のことをジャッジしているのが自己評価ということになります。
日本は謙虚と遠慮の文化です。
90%の日本人は自分のことは謙虚で遠慮がちに評価します。
ですから、自然と自己評価の低い人間があふれてくるのです。
おそらく、日本人で自己評価の高い人は少数派になるはずです。
■自己評価の低い人の5つの特徴
自己評価の低い人には次の5つの特徴があります。
1)自分に厳しい
自分への評価が低いわけですからどうしも自分に対して厳しい目で見てしまいます。
「私なんかまだまだです」
そんな言葉が自然と口に出てくるでしょう。
評価が低いから努力して高くしようと思うのであれば自己評価が低いことは大きなメリットになりますが、多くの人はそう思いません。
「何をやってもダメなんだから、やる気も起こらない」
となってしまうのです。
2)否定的な言葉が多い
自己評価の低い人は潜在意識の底で「自分はダメな子だ」と思っています。
顕在意識でも同じようにそう思っているケースもあります。
ですから口から出てくる言葉もそうした否定的な言葉が多くなるのです。
「私なんかダメです」
「どうせ私には無理だと思います」
「そんなこと私にはできません」
そんなセリフを吐く人は自己評価の低い人です。
3)誉められることに居心地の悪さを感じている
自己評価の低い人は誉められることがあまりありません。
小さい頃から親に誉められたことがないのでしょう。
自分自身に対して評価が低いのに、相手が高く評価すると評価が一致しないのです。
それで落ち着かない気分になるのでしょう。
人から「君は素晴らしいね」と誉められたら、「ありがとうございます」と返せばいいのに、「いえいえ、私なんか出来が悪くてすみません」と否定します。
誉めた人の気持ちになって考えてみてください。
せっかく誉めたのに、アナタはそれを否定するのです。
誰だって自分の意見を否定されたら気持ちのいいものではありません。
「もう、この人のことを誉めるのは辞めよう」
という気持ちになります。
そうやって、アナタのことを周囲は誰も誉めなくなるのです。
4)自分の意見を言わない
自己評価の低い人は、自信がありません。
ですから、自分の意見を自信を持って人に言うことができないのです。
「こんなことを言ったら笑われるかもしれない」
「私の意見は正しいだろうか?」
「どうせ私の意見なんてどうでもいいんだろう」
そんなふうに考えてしまいます。
ですから、自分の意見を言う前に、相手の顔色をうかがってしまい、何も言えなくなるのです。
もしも、自分の意見を言ったとしても、相手の反応を気にして、顔色をうかがうでしょう。
5)他人を批判する
これはちょっと意外に聞こえるかもしれません。
自己評価の低い人は他人を批判するのです。
本人もそれに気づいていないケースが多いようです。
つまり無意識に言っているのです。
「批判」といえば聞こえはいいですが、人の悪口や攻撃になることもあります。
とにかく、24時間365日、誰かを責めていないと気が済まないのです。
職場の人たちの悪口を言ったり、会社に対する不満を言ったり、責める相手がいないときは、政府が悪い、日本が悪い、アメリカが悪い、みんな悪いとなるのです。
その場の雰囲気が悪くなっていても気がつきません。
人に指摘されても治せません。
人の批判ばかりして生きているのです。
人を批判することが常態化していると言えます。
恋愛関係になっても相手の悪いところを見つけて責めたてます。
「何でメールくれないの? 愛していないの?」
「私は日曜日空けていたのに、何で用事入れちゃうの?」
「私の誕生日を忘れるなんて信じられない。どうかしてるわ」
などなど、相手を責めることばかり言ってしまいます。
これは潜在意識の防御機能がそうさせているのです。
人間は自己評価が低いままでは生きていけません。
どこかで自分は正しいと思えなければ生きていけないのです。
そこで潜在意識は他人を落として自分の価値を引き上げようとします。
自分は悪くない、相手が悪いんだ!
だから、私は生きていてもいいんだ!
人間ははそう思わなければ生きていけません。
だから、潜在意識は、そうやってアナタのことを守ろうとしているのです。
しかし、これは非常に危険なやり方です。
残念ながら潜在意識には危険かどうかの判断はできないのです。
■自己評価の低い人は息苦しい人生を送る!
自己評価の低い人は悪循環のアリ地獄に落ちていきます。
周囲がせっかく誉めてくれても、否定してしまいますので、誰も誉めてくれなくなります。
そうなると「やっぱり私はダメな子なんだ」という思いがますます強くなります。
また、否定的な言葉の多い人のもとに誰も集まってきません。
ですから自己評価の低い人は、どんどん1人ぼっちになっていき、孤独な毎日を送ることになります。
さらには、他人の批判ばかりする性格がとんでもない地雷を踏むことになります。
周囲を怒らせてしまう可能性があるのです。
恋愛相手を怒らせてしまったり、職場の人を怒らせてしまったり、家族を怒らせてしまったりします。
当然です。
批判されて喜ぶ人はいませんから。
否定的な言葉を聞いて喜ぶ人もいません。
自分を否定され、批判され、責められて喜ぶ人もいません。
批判されたり、責められたりするといくら忍耐強い人でも、誰だって怒ります。
周囲が怒りだすと、人間関係は崩壊です。
その結果、自己評価の低い人は、生きていても息苦しい人生を送ることになるのです。
どうですか?
アナタは生きていくのが息苦しくないですか?
■ヒプノセラピーで潜在意識の悪いプログラムを消去する
アナタの自己評価を低くしてしまっているプログラムがアナタの潜在意識のなかにあるのです。
そのプログラムをアンインストールすればいいのです。
ヒプノセラピーによって、それが可能です。
西新宿にある私のヒプノセラピーオフィスに30代のキャリア女子がやってきたことがあります。
彼女は自分でも「私、自己評価が低いんです」と言っていました。
彼女は強烈な息苦しさを感じていていずれは自殺するのではないかと自分でも気が気ではないと言っていました。
心理学の本を読みあさっても、自助グループに参加しても、カウンセリングを受けても効果を感じることはできなったといいます。
それで私のところへ来てヒプノセラピーを試してみようと思ったのです。
初回のセッションでは改善は見られませんでした。
「何か変化が起こる予感はします」
と言って帰っていきました。
1か月後に2回目のセッションを受けた彼女は、
「驚くほどの変化を感じました。私の内側と外側の壁がバーンって弾けて消えたような感じです。何かが抜けた、というような感覚です」
さらに1か月後に3回目のセッションをしました。
「私は愛されているんだという実感が湧いてきました。私には神様に愛されるだけの価値があるんです。私には人を愛する資格があるんだっていうことに気づきました」
これが彼女の感想です。
3回のセッションを終えて、彼女は息苦しさを感じなくなったそうです。
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