映画俳優が夢を手にした潜在意識の動かし方
ある映画俳優は、小さいころから自分が役者になって大成功することを夢見ていたといいます。
彼は、大した教育も受けていません。
家は貧しく、塾へ行かせてもらえず大学進学などできませんでした。
それでも、彼は映画俳優になって大スターになることを想像したのです。
「早朝、新聞配達をするときも、大衆食堂で皿洗いをするときも、私は自分が映画のスクリーンに度アップで映し出されるところをたえず想像しました。
私は数年間、想像することを続け、そして家出をして東京へ出て来たのです。
18歳のとき、映画のオーディションに合格し、少年の頃、夢見たことが実現しました」
24時間365日、絶えず夢を想像すると、その考えが確信に変わり潜在意識に定着します。
潜在意識に定着したイメージは、潜在意識の持つ無限の力によって実現するのです。
■夢を叶えるための3つのステップ
潜在意識が目覚めると、まるで奇蹟のようにあなたの夢が実現します。
大事なことは、潜在意識を目覚めさせることです。
そのための3つのステップをご紹介しましょう。
○ステップ1/潜在意識の力を信じること!
偽物の薬を「これはガンに効く薬だよ」と患者に渡すと、本当にガンが治るというのをプラシーボ効果と言います。
プラシーボ効果によってガンが完治する患者と、まったく変化がない患者の違いは、信じているかどうかです。
信じていなければ、何の効果もありません。
まずは、潜在意識の力を100%信じてください。
「だって、信じられないんだもん」
という人は、ヒプノセラピーの専門家に相談することをおススメします。
○ステップ2/潜在意識が動き始めたことを実感すること!
どんな小さな出来事でも、それは潜在意識が動き始めたのだと実感してください。
もしも、その出来事がマイナスのことだったとしてもです。
たとえば、あなたが年収1,000万円の壁を越えることを目標にしていたとします。
それで、毎日、自分が年収1,000万円になって好きなものを手に入れ、好きなところへ旅行している姿を想像していました。
しかし、勤めていた会社をクビになったとします。
そのとき、多くの人は「ああ、やっぱりダメなんだ」と思ってしまいます。
潜在意識がせっかく新しい世界への扉を開いてくれたのに「ああ、やっぱりダメなんだ」と思ってしまうと、その考えが現実になってしまい、あなたは結局年収1,000万円にはなれません。
残念です。
ですから、どんな変化がやってきたとしても、それは潜在意識が動きはじめたんだと思って、ワクワクしてください。
どんなことがあっても、潜在意識を信じてください。
○ステップ3/すべての変化を前向きにとらえること!
会社をクビになったとしても落ち込まないでください。
その変化を前向きにとらえて、堂々と前進してください。
そうすれば、必ず夢は叶います。
会社をクビになり、新しい勤め先で、大出世するということもありますし、起業したビジネスが大成功するかもしれないのです。
会社をクビになるというのは、そのためのプロセスなのです。
どんな変化がやってきたとしても、それを前向きに受け入れてください。
■信じる力が弱くなったときの対処方法
そうはいっても、なかなか潜在意識の力を信じることができない、という人もいるかもしれません。
毎日、毎日、潜在意識を目覚めさせるために、年収1,000万円になった自分をイメージしていても、会社をクビになったり、起業したビジネスがまったく売り上げが伸びなかったりすると、落ち込みますよね。
人間だもん。しょうがないです。
これは、信じる力が弱くなっている現象です。
それで、多くの人は夢をイメージすることを辞めてしまいます。
残念ですね。
せっかく潜在意識が動き始めて、人生に変化が出てきたというのに、中途半端に辞めてしまうのですから。
落ち込んでしまうと、人生はどんどん悪化します。
以前よりも貧乏になるかもしれません。
しかし、多くの成功者が口をそろえて言っていることがあります。
それは、「人生最大のピンチのときに、人生を大きく開くチャンスがやってきた!」ということです。
「最大のピンチこそ、最大のチャンスだ」
という価値観を肝に銘じてください。
信じる力が弱くなったときは、ヒプノセラピーの専門家にお願いするのが一番です。
あなたの夢を潜在意識に深く刻み込むには、催眠状態になるのが一番なんです。
ヒプノセラピーの専門家に誘導してもらうと確実に潜在意識に到達します。
「でも、専門家に頼むとお金がかかるからなぁ」
とお金がないことを言い訳にする人がいます。
よく考えてください。
潜在意識が動き始めると、最初はネガティブな出来事が起こるかもしれませんが、結局は年収がアップするんですよ。
潜在意識を書き換えれば、一生お金に困らない人生を送ることができるでしょう。
しかし、潜在意識をそのままにしていると、年収もそのままです。
将来に対する恐怖と不安に耐えながら晩年を過ごさなければいけません。
「お金がないから」と言い訳をしている場合ではありませんぞ。
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