将来への恐怖と不安が一瞬で消えた話

■恐怖と不安にさいなまれていたキャリア女子

 

 

彼女は将来に対する漠然とした不安を抱えたキャリア女子でした。

30代後半です。

 

パソコンの技術がありましたので、派遣会社に登録し派遣社員としていろいろな会社に派遣されていました。

 

仕事にやりがいもないし、愛社精神もまったくありません。

派遣先の会社の人たちとの人間関係がうまくいかなくなったら、すぐに転属願いを出せば派遣先を変えてもらえるという気楽な仕事でした。

 

恋愛はもう10年以上もしていません。

いい人がいれば結婚してもいいなと思うのですが、なかなかそういう男性は現れませんでした。

 

1人暮らしです。

東日本大震災のとき、急に自分の人生が根無し草のように感じて恐怖と不安が襲ってきたのだといいます。

 

自律神経が狂ってしまい、体調を崩して仕事も休みがちになりました。

派遣社員の場合、休むと収入が減ってしまいます。そうするとよけいに不安になるのです。

 

どうすればいいでしょうか?

彼女は私のサロンに来て、そう訴えました。

 

 

 

 

■催眠状態で彼女が語った物語とは?

私は、彼女を催眠状態へと誘導しました。

彼女は深く催眠に入っていきます。

 

すると、彼女のなかに高校時代の記憶が蘇ってきました。

催眠状態のまま、彼女は答えます。

 

「私は高校生です」

 

「そばに誰かいますか?」

私は静かに落ち着いた声で訊ねました。

 

「はい。クラスの男子がいます。○○君です」

そこから、彼女は○○君との思い出を語り始めます。

 

彼女と○○君は親しい関係でした。

友だちであり、恋人であり、相談相手でした。

いわゆる、友だち以上、恋人未満という関係です。

 

もしかすると、○○君はそれ以上の関係を求めていたのかもしれませんが、彼女は○○君のことをそう思っていました。

 

このすれ違いがもしかすると、その後の悲劇を生んだのかもしれません。

 

 

 

■友だち以上恋人未満の2人を襲った悲劇とは?

○○君は地方の大学へいき、彼女は地元神奈川の短大へ進みました。

それで2人は別々の道を進み、会うことはなくなしました。

短大を卒業した彼女は派遣会社に登録して働くようになりました。

 

2年後、○○君から電話がありました。

「会いたいんだけど」

○○君は気軽な感じでいいます。

 

しかし、彼女は、会いにいきませんでした。

なぜか、○○君に会うのが億劫だったのです。社会に出て間もないころでしたので仕事で精神が疲れていたのかもしれません。

 

○○君からはそれっきり連絡はありませんでした。

 

その後、高校時代の女友達と食事したとき、衝撃的な事実を知ります。

「○○君、自殺したらしいよ」

 

「え?」

 

ヒプノセラピーによって催眠状態になった彼女は、そんな記憶を私に話してくれました。

 

そのときの彼女の精神状態は、悲しみと痛みと混乱に満ちたものです。

「あのとき、○○君に会いにいけば、もしかしたら自殺を止めることができたかもしれない」

という罪悪感もありました。

 

 

 

■無条件の愛に包まれた彼女の涙とは?

私は、彼女に「○○君ともう一度、会って話をしてみたいですか?」と尋ねました。

 

すると彼女は、

「はい」

と答えました。

 

「じゃ、○○君をここへ呼んでみよう」

私は彼女に○○君がそこへ来るようにイメージしてもらいました。

 

○○君は彼女の前に立っています。

そして、彼女を引き寄せて抱きしめます。

無条件の愛で○○君は彼女を包みました。

 

○○君の背中には羽根がついていました。

そして○○君が言います。

 

「君は神様から愛されているよ。みんなも君のことを愛してるよ。君は価値のある存在だよ」

 

その言葉を聞いたとき、目をつむって催眠状態にある彼女の目から涙があふれてきました。

 

その後、いくつかのセッションを行って催眠を解きました。

 

 

 

 

 

■不安と恐怖がスウッと消えていった!

催眠が終わってから、私は彼女といま見た記憶について話し合いました。

 

「○○君の言葉を聞いたとき、不安感とか将来への恐怖とか、モヤモヤしたものがすべてスウッと消えていったんですよね」

 

彼女は泣いていたことも忘れて、ケロッとして言いました。

 

「どうですか? アナタは神様に愛されているという実感がありますか?」

と私は聞いてみました。

 

「はい。私は、それを信じます。信じることで、私の心はとても平和になるんです。その感覚が心地よくて幸せです」

 

「幸せを実感している人のもとに幸せは引き寄せられるんだよ」

と私は教訓めいたことを言いました。

 

それで、その日のヒプノセラピーセッションは終了です。

 

その後、彼女から連絡がありました。

私のオフィスに、私の大好物の日本酒をお土産に持ってきてくれました。

 

仕事は相変わらず派遣社員を続けていますが、明るくよく笑うようになりました。

 

そして、こんなことを言っていました。

「私、彼氏ができたんです」

恥ずかしそうに笑う彼女は、まぶしく輝いていました。 

 

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