この本を読みんさい/口癖力


「口癖力」120%好かれる人の奇跡のことば

(高橋フミアキ)

 

人間関係をよくする秘訣は「その通りだね」
「すごいじゃない」「ありがとう」この3つの
言葉を口癖にするだけで、あなたの人生がいい方向に好転します。
がっちり心をつかむ話し方をみにつけてみませんか?

本書で公開している方法は人に好かれる口癖力を上手に活用し、
人間関係を築き、あなたを応援してくれる人に好かれる
方法を教えています。
人は一人では生きていけません。

誰かに応援しながら生きていくのです。

周囲に好かれる人にならなければ、反対されたり、

邪魔をされたり
してしまいます。
応援してくれる人は一人でも多い方がいいですから、
あなたのことを応援してくれる人には
好かれるようになりたいものですよね。

一見難しいように感じますが、
「口癖力」を上手に活用するコツを分かりやすく

紹介していますので安心して読むことができます。

1 相手の愚痴が多いとき

人の愚痴を聞くのはうんざりします。
そんなときには肯定言葉を入れて相手の意見を認めましょう。
人は誰にでも認められたいと言う願望を持っています。
その欲求を満たしてあげることです。
そして、どんな小さなことでもいいので褒めてあげて下さい。
相手は悪い気はしないはずです。

2 相手が自慢話をはじめたとき

驚きながら、肯定言葉を入れて下さい。
自慢話は喜びのおすそ分けと考え、
話を聞かせてくれたことに感謝して下さい。
まずは自分が人の自慢話を好きになること。
自慢話を好きになることで、自分もいつか自慢話ができるように
なれるのです。

3 相手が知識をひけらかすとき

知識をひけらかすのは、

知識をたくさん持っていることを認めて欲しいからなのです。
聞いている側も、知らなかったことを恥ずかしいと
思わず、
「教えて?」
と言えば、相手の方の欲求を満たすことができますし、
聞いている側にも知識が増えます。

4 相手と考えがあわないとき

考えや意見があわないことはよくあることです。
「そういう見方もありますよね」や「~はその通りです」
と部分的に肯定して下さい。
納得のいかないところは、
「ご意見ありがとう」「その意見は大切にするよ」
と意見の違うところを褒めて下さい。
大切なことは自分の意見と相手の意見どちらとも

否定することなく尊重することなのです。

5 相手がお節介なことを言うとき

まずは話してくれたに対し、ニッコリ笑い、
「はい」「わかりました」
などの肯定言葉を言います。
そして、
「いつも気にかけてくれありがとうございます」
「いつも心配してくれてありがとうございます」
などの褒め言葉を言いましょう。

6 相手の話がカチンとくるとき

人に何かを言われてカチンとくるのは、
自信がないときや確信を持てていないときなのです。
「そうだね」「君の言う通りだね」などの
肯定言葉で相手に言いたいことを言わせ、
その場をグッとこらえ、話を聞き、
ダメな部分を改善するための糧にするのです。
相手を褒めて、相手の気を反らしてあげればいいのです。


7 相手がわがままを言うとき

相手がわがままを言ってきても、責めたり、
批判したりしないことです。
とりあえず、「そうだね」「なるほど」と認めて
あげて下さい。
わがままを言ったということは問題提起を起こしてくれて
ありがとう。気づかせてくれてありがとうと
考えると感謝する気持ちが出てきます。

8相手が人の悪口を言うとき

周囲から恨みを買うようなことをしてはいけないので、
相手が悪口を言ってきたら、
同調もしない、反論もしない、
ただ微笑みをながらうなずくだけという選択肢があります。
また、意見にはなるべく同調し、
「~はよくないよね」「~だと困るよね」
など、特定の個人名をださずに意見に賛同するとすると
ある個人の悪口から一般的な意見として捉え、
その部分だけに同意することできます。

本書では、実用的なノウハウだけではなく、
偉人たちの名言や困ったときのQ&Aが集録されていて
アドバイスをもらえます。    
実際に口癖ノウハウを試した人の体験談も
紹介されており、とても実用的です。

そして、女優としてもヒプノセラピストとしても活躍している
宮崎ますみさんが、
「人間関係で悩んでいる人も、夢を叶えたい人も
ぜひ読んでほしいな!」と大絶賛している一冊。

 

(文・浅加怜香)