■文章テクニック22/副詞は使わない
副詞とは、おもに用言や状態を示す体言などを修飾する言葉です。
例えば、「とても」「少し」「全然」「すぐ」などの言葉を指します。
副詞は便利な言葉ですが、あいまいさを増加させるという弱点もあります。
「とても長い時間」と書いてあったらあなたはどう感じるでしょうか。
会話の中で、目の動きや手の動作が加われば伝わるかもしれません。
しかし、文章のみの場合「とても」という言葉はあいまいで、書き手の伝えたい長さは伝わりにくいのです。
読み手にきちんと伝えたいときは、副詞を具体的な数字に置き換えましょう。
もし削除できるのであれば、削除するようにしましょう。
例) とても長い間待った。 → 10年もの長い間待った。