あがり症を自己暗示のテクニックで乗り越えた女性歌手の話

あがり症を自己暗示のテクニックで乗り越えた女性歌手の話

 

自己暗示は使いようによっては、恐怖や消極的な状態を追放するのに用いられます。

貧乏コンプレックスを克服してお金持ちになるときも使えるテクニックです。

 

マーフィー博士はこんな事例を紹介してくれています。

ある若い女性歌手がオーディションに呼ばれました。

彼女はそのオーディションを待ちのぞんでいたのですが、過去に3度も、失敗を恐れるあまり、ひどい失敗をしていたのです。

 

彼女は非常によい声をもっていましたが、いつも自分にこう言い聞かせていました。

 

「私の歌は気に入られないかもしれないわ。

やってはみるけど、とても怖くて不安だわ」

 

彼女はこの言葉を頭のなかで、何度も何度も繰り返していました。

潜在意識は、こういう否定的な自己暗示を容易に受け入れてしまいます。

ネガティブなことは簡単に潜在意識に入ってしまうのです。

 

そして、彼女の潜在意識は、その否定的な現実を引き寄せるべく動きはじめます。

それで、彼女は過去3度もオーディションに落ちてしまったのです。

 

■女性歌手があがり症を克服した自己暗示のテクニックとは?

 

彼女は大事なオーディションの前に、あがり症を克服するために、次のような自己暗示のテクニックを実践しました。

 

まずは、1日3回、部屋に1人で閉じこもります。

そして、アームチェアにゆったりと腰を下ろして、体をくつろがせ、目を閉じて、できるだけ心と体を落ち着かせました。

 

肉体の力を抜くと心は受動的になります。

そして暗示を受けやすくなることは、多くの科学的な研究結果が証明しています。

これがいわゆる催眠状態です。

 

その変性意識状態(催眠)になり、彼女は心のなかで、こんな言葉を繰り返し唱えました。

 

「私は美しく歌います。

私は落ち着いていて、自信があって平静です」

 

この言葉をゆっくりと静かに5回から10回で1セット、感情を込めて繰り返しました。

これを毎日3セット行い、そのうちの1セットは、眠りにつく直前にやりました。

 

1週間後、彼女はすっかり落ち着いて、自信が湧いてきました。

そしてオーディションでは驚くほど立派にできました。

彼女がオーディションに合格したことは言うまでもありません。

 

 

■催眠状態を一度経験してみることの重要性

 

マーフィー博士が紹介している、この自己暗示のテクニックはセルフでやるヒプノセラピーです。

自分でやるヒプノセラピーです。

 

ただ、「催眠」という言葉を勘違いしている人には、うまくできない可能性があります。

催眠状態になると自己コントロールができなくなり、催眠術師の言いなりになると思っている人がいますが、それはまったくの勘違いです。

 

催眠状態でも意識はあるし、自分の意思で目をあけることもできます。

自分がコントロールできなくなるというのは、すべて嘘です。

 

催眠状態になった経験のない人は、「催眠」ということが、なかなか理解できないようです。

これはヒプノセラピーの専門家に誘導してもらって、一度、催眠状態を経験する人があります。

 

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