フランス人は服を10着しか持たない

100万部を超えるベストセラーになった本です。


20代から30代の女性たちからの絶大なる支持を得て、

売れまくりました。


『フランス人は10着しか服を持たない』(大和書房)


著者のジェニファー・スコットさんは、

カリフォルニアガールです。


アメリカの物質文明のなかで生まれて育った彼女は、

パリのソルボンヌ大学へ進学します。


そこで、

ちょっとしたカルチャーショックを受けるんです。



学生時代のフランスでの生活をもとに書いたのが、

本書です。


フランスとアメリカの文化的なギャップが見事に描かれていて、

凄くおもしろかったです。


この本を読んだとき、

ふと浮かんだ言葉は「シンプルライフ」です。


本書のなかで紹介された印象的なエピソードがあります。


それは、

カリフォルニアでは、

服をたくさん持っていることが当たり前で、

ちょっとしか持っていないのは恥ずかしいことでした。


しかし、

たくさん持っているがゆえに、

毎日、

何を来ていけばいいか迷ってしまうのです。


つまり、

クローゼットには

あふれるほど服があるのに、

今日、

来ていく服がないということ。


しかし、

フランスでは、

クローゼットになかには

10着しか服がありません。


同じ服を連続で着るのが普通なんです。


アメリカだと、

昨日と同じ服を着て会社へ行くと、


「え? どうしたの?」


と心配されます。


フランスでは当たり前。


クローゼットの前で、

着る服がないと悩むことはないんです。


このエピソードには、

ちょっとした衝撃を受けました。


日本でもベストセラーになった

断捨離を思い出します。


断捨離の思想は、

世界的に広まっているってことでしょう。


もうひとつ、

本書で紹介されているエピソードで、

覚えて欲しいのはこれです。


「誉められても謙遜しない」


いかがでしょうか?


あなたは人に褒められたとき、

素直に

その言葉を受け止めているでしょうか?


本書にはこうあります。


「もしわたしが、マダム・シックのブラウスを褒めたら、

マダムはけっしてこんなことは言わない。


『え? これ、もう古いのよ。

セール品だったの』


マダムなら


『ありがとう』と言って、

それでおしまい」


相手が暗いからといって、

こちらまで一緒に暗くなる必要はないですし、

謙遜して卑下することもないですよね。


日本人は謙遜する人が多いので、

誉めても、

どことなく暗い空気が流れてしまいます。


ときには


「お世辞なんか言わないで!」


と怒りだす人もいます。


せっかく誉めてくれたのに、

誉めてくれた相手に怒りをぶつけてしまうんです。


こんなんじゃ

人間関係うまくいくわけないですよね。



誉められたら、

素直に受け入れて、


「ありがとう!」


って言ってみましょう!



(高橋フミアキ)