■第三の目とは?
第三の目(サードアイ)は、2つの目から少し上の額の中央にあるとされる目のことです。2つの目は現実世界にある物を見ることができますが、第三の目(サードアイ)は内側を見ることができます。
内側には、さまざまなものがあります。皮膚感覚やら、聴覚やら、味覚やら、さまざまな感覚を受け取るのも内側です。5感といいます。
心とか、意識とか、感情も内側にあるものです。
過去の記憶も内側です。
それらを第三の目(サードアイ)で見ることができます。
ここまでは、意識の上にあるものですので、「顕在意識」と言われています。
さらに深いところにあるものを「潜在意識」といいます。
無意識の領域です。
ここには、ありとあらゆる情報が保管されています。
煩悩とか、宿業とか、執着といったものも無意識のうちに私たちに影響を与えています。
第三の目(サードアイ)は、それらを見ることができます。
■第三の目(サードアイ)はさらに深い領域も見ることができる!
私たちの内側には、もっともっと深遠な場所があり、そこには想像もできないような情報が眠っています。
奇蹟を起こす宝庫だといっても過言ではありません。
過去の自分の人生の記憶はもちろんのこと、すっかりわすれていた記憶もちゃんと大切に保管されています。
前世の記憶も保管されていますし、人類進化の歴史や地球に生命が誕生した35億年前から現在にいたるまでの長大な歴史も保管されているのです。
心理学者ユングがそれを「集合的無意識」といいました。
私たち人類がみな共通に持っている情報が私の内側の奥深いところにしまってあるのです。
第三の目(サードアイ)は、それを見ることができます。
ユングは、この「集合的無意識」よりも、さらに深いところに決して意識化されることのない部分があると言っています。
それは、宇宙の意識であり、あの世のような次元を超えた世界と交信、交流する場所だというのです。
第三の目(サードアイ)が開くと、世界中の人々と、あるいは宇宙の叡智と交信し交流できるのです。
■ソ連時代に第三の目(サードアイ)が研究されていた!
ロシアでは、ソビエト連邦時代に第三の目(サードアイ)のことを研究していました。
脳の奥にある松果体という器官から光が出され、それが不思議な力を備えているというのです。
その光は、脳の奥底から、第三の目(サードアイ)のある額の中央を通ってあらわれるということが研究のなかから明らかになりました。
太古の昔、私たち人類の祖先の額には第三の目(サードアイ)が開いていたとも言われています。
その第三の目(サードアイ)は、俗世間の現実を見るのではなく、潜在意識から送られてくる直感やインスピレーションや不思議な情報をキャッチして、映像として脳へ送る役割を果たしていました。
実際に、ネアンデルタール人の額には第三の目(サードアイ)の痕跡が見つかっていますし、一説によるとテレパシーでコミュニケーションをはかっていたといわれています。
仏教の仏像には眉間に渦巻のように盛り上がったものが描かれています。
これは衆生救済のための光を放射する「白毫(びゃくごう)」と呼ばれています。
ヒンズー教のターラー女神には、はっきりと第三の目(サードアイ)が描かれています。
ヨガにも第三の目(サードアイ)があります。
■第三の目(サードアイ)を開眼させる3つの方法
□方法1/瞑想する
海水パンツ1枚で、水深100メートルまで潜ってしまうジャック・マイヨールは、素潜りに挑戦する前は必ず座禅を組んで瞑想していました。
彼は、日本の禅宗のお坊さんに師事していて、精神を集中させる術を会得していたのです。
瞑想すると脳内が変化することは科学的に証明されています。
集中力がアップしたり、不安が和らいだり、創造性が向上したり、思いやりの気持ちが育まれたり、記憶力が向上したり、ストレスを軽減したりと、さまざまな効果が報告されています。
瞑想しているときに、第三の目(サードアイ)が突然開いて、すっかり忘れていた記憶が蘇ったり、守護神やマスターが現れたり、進むべき道が見えたりします。
瞑想していると、ジャック・マイヨールみたいな超人的な能力が目覚めるかもしれませんよ。
毎朝、5分だけでいいので、ベッドの上に横たわり、目を閉じて瞑想してみてください。
呼吸に意識を集中させ、何も考えないでOKです。
何も考えないようにしていても、さまざまな想念が湧き起こってきますので、そのときに映し出されるものを楽しんでみてください。
□方法2/イメージトレーニングする
イメージトレーニングするだけでも、第三の目(サードアイ)が開いていきます。
最初は、赤や黄色や青色をイメージしてみましょう。
次には、形のあるものをイメージします。
コップやお皿、スプーンなど、身近な物をイメージしてみましょう。
それができるようになったら、あなたがなりたい自分になっているところをイメージしてみます。
スポーツの世界ではイメージトレーニングは当たり前になっています。
水泳で誰よりも早く泳ぎ、1位になった自分をイメージします。
そして、表彰台にあがって金メダルをかけてもらっているところや、そのときの喜びの感情などもイメージしていくのです。
苦しい練習を乗り越えている自分もイメージしていきましょう。
仕事がうまくいっている自分をイメージしてもいいし、恋人にプロポーズされているところをイメージしてもいいでしょう。
□方法3/ヒプノセラピーを受ける
3ヶ月に1回とか、半年に1回くらいの割合でヒプノセラピーを受けることをおススメします。
ストレスのうごめく現代社会では、本来の自分を押し殺して生きていかなければいけません。
この文明社会にどっぷりとつかった生活をしていると、個性を失い、本来のパワーも能力も発揮できないまま年老いていきます。
食べ物も豊富で、医療も充実した社会は、便利で快適かもしれませんが、それが逆に私たちの霊性を奪い、自分らしさを見失う原因となっています。
ですから、ヒプノセラピーを定期的に受けて、第三の目(サードアイ)を蘇らせ、あなた本来の姿を取り戻していただきたいのです。
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■第三の目(サードアイ)が松果体を活性化させる!
第三の目(サードアイ)の正体は、間脳の「松果体」という器官だとされています。
アメリカのホルモン分泌学のJ・D・ラトクリフ博士は、その著書『人体の驚異』のなかでこう言っています。
「松果体は、脳の下側にくっついている小さな毬果形の腺で、人間が原始時代の祖先から受け継いできた第三の目(サードアイ)の痕跡と推定される」
松果体からは、メラトニンやセロトニンという、非常に重要な物質が分泌され、ホルモンとして重要な働きをしています。
とくに、セロトニンは幸せホルモンと言われ、私たちが幸福感を得るために重要な役割を果たしている物質です。
ですから、第三の目(サードアイ)を開眼させるために、瞑想したり、イメージトレーニングしたり、ヒプノセラピーを受けたりすると、まるで奇蹟のようなことが起こります。
『第三の目、開眼法』(白井彰/現代書林)という本のなかに、次のような症例が報告されています。
□症例1/不眠症で悩んでいた人がスヤスヤと眠り始めた!
□症例2/体の圧痛が瞬間的に消えた!
□症例3/腸内の異物が排便によって綺麗に流された!
□症例4/股関節症の女性が軽やかに動き出した!
□症例5/アレルギー体質と膝関節痛で悩んでいた女性の痛みが消えた!
□症例6/これから起こることを予知できるようになった!
□症例7/何となくイメージしたことが実現したり、奇蹟とか偶然としか思えないようなことが毎日当たり前に怒るようになった!
※瞑想したり、イメージワークしたりするときには、マーフィーの法則を聞くとより効果がアップしますよ。