生きるのが楽になる10の考え方

■生きるのがが楽になる10の考え方!

 

 

ヒプノセラピーと価値観は密接な関係があります。

ヒプノセラピーを受けたクライアントさんは、みな一様にスッキリします。

長年抱え込んでいたモヤモヤが晴れて、見るもの触るものがいままで違って感じるようになるのです。

 

私のヒプノセラピーを受けた30代の女性は、セッションを終えて家へ帰る途中、すっかり忘れていた記憶がどんどん蘇ってきたといいます。

幼児期の記憶や、少女時代の記憶、はじめて恋をしたときの記憶など、まるで決壊したダムのようにドドドドーっとあふれ出てきたのです。

それで、電車のなかで滂沱の涙を流しました。

1か月くらい、そういうことが続いたそうです。

 

潜在意識の蓋を開けてしまうと、そういうことがしばしば起こります。

 

涙をすっかり流し終えると、彼女は、まったく別人のようになりました。

涙には魂を浄化する働きがあります。

涙を流すことはとてもいいことなんです。

 

涙のあとに、彼女のもとにやってきたのは「学び」でした。

「そうか! 私はいままで自信のない態度で生きてきたけど、自信に根拠なんてないんだ。持てばいいだけなんだ」

何の脈絡もなく、そんなことに気づいたのです。

 

この気づきや学びは、言い換えると価値観が変わったということです。

価値観が変わると、考え方が変わります。

考え方が変わると、口にする言葉や行動や態度も変わっていき、人生に奇蹟が起こるのです。

 

それでは、どのような価値観で生きれば人生が楽になるのか、その10の価値観をお教えしましょう。

 

 

 

 

■考え方1/感情には正しいとか、間違いということはないんです。

 

感情には優劣はありません。

私たちは、良い感情と悪い感情というように、感情に優劣を決めてしまっています。

そんな価値観は捨ててしまいましょう。

 

たとえば、「怒り」という感情はいかがでしょうか?

アナタは「怒り」をダメな感情だと思っていませんか?

たしかに、「怒り」を人に向けて、人を攻撃したら、その攻撃は必ずアナタに返ってきて、アナタは苦しい人生を送ることになるでしょう。

 

怒りを人に向けてしまうことも、自分に向けてしまうことも、それはやってはいけません。

物を壊したり、人を殴ったり、罵ったり、叫んだり、怒りをそのように出すのは適切ではありません。

 

しかし、怒りは正当な感情です。

怒りは、危険や妨害が起こりそうだという合図ですし、自分の身を守るための準備でもあります。

 

感じるままを感じていいのです。

感情には正しいとか、間違いということはありません。

感情はただあるだけです。

誰も人がどう感じるかを教えることはできません。

感情について話すことは良いことであり、必要なことなのです。

 

 

 

 

■考え方2/欲しいものを欲しがってもいいんです。

私たちは、欲望を口にすることを恥ずかしい行為だと教わっています。

社会全体の雰囲気や空気がそうさせるのです。

 

「お金が欲しい」

「男が欲しい」

「セックスしたい」

 

そんなことを言うと、ほとんどの人たちが眉をひそめます。

卑しい人だなとか、欲深な人だな、守銭奴か、などと思うわけです。

また、そう思われたくなくて、欲しいものを欲しがるということをしなくなります。

 

今日から「欲しいものを欲しがってもいい」という価値観で生きていきましょう。

 

 

■考え方3/見たり、聞いたりして探究していいんです。

アナタは幼い頃、母親と父親が喧嘩したあと、父親が家から出ていった場面に出くわしたとしましょう。

すると、アナタは母親に訊ねます。

「どうしたの? パパはどこへ行っちゃったの?」

すると母親はこう言います。

「何でもないから早く寝なさい」

母親はアナタに何の説明もしてくれません。

 

これに似た経験をアナタはしていませんか?

 

パパやママに、

「これは何?」

「どうして?」

「何があったの?」

そんな質問を次々と投げかけた時期があったはずです。

 

そのたびに、あなたは叱られました。

「うるさいから、あっち行ってて!」

 

何度も、叱られます。

 

親が子どもに真相を隠してしまうことはよくあることです。

親としても、混乱しているときに、子どもからあれこれ詮索されるとイライラして怒鳴りつけてしまうこともあります。

 

そのような経験をすると、子どもは探究心を失うのです

しかし、探究心は、人間を向上させるためには必要不可欠なものです。

 

混乱してイライラしている人に直接質問してしまうと、叱られるでしょう。

しかし、あきらめずに、方法を変えて探究すればいいのです。

探究心を忘れずに生きていきましょう。

 

 

 

■考え方4/いっぱい遊んだり楽しんだりしましょう。

多くの人は、遊んだり楽しんだりしていると親から叱れた経験を持っています。

「遊んでないで勉強しなさい」

「何やってるの! ここで遊んじゃダメって言ったでしょ!」

「お前だけ楽しそうでいいね。お母さんたちの苦労はわからないでしょうね」

 

そんなふうに、親たちは、遊んだり、楽しんだりすることはいけないことだという価値観を持っています。

その価値観に毒されて、アナタも、遊ぶことや、楽しむことを禁止するようになったのではありませんか?

 

とくに、セックスプレーがそうです。

セックスは恥ずべき行為だとか、汚らわしい行為だとか、アナタは思い込んでいませんか?

道徳の範囲内であれば、セックスを楽しむことは決して恥ずかしいことでもありませんし、汚らわしいことでもないのです。

 

 

 

■考え方5/グレーなままでいいんです。

多くの人はすべてを極端に認知します。

「これはいいことか、悪いことか」

「これは善か、悪か」

「すべてか、無か」

「ゼロか100か」

そんなふうに、何事も考えてしまいます。

その中間はないのです。

 

「世の中は恐ろしくて危険な場所だ」

という価値観を捨てましょう。

安全な場所もあるのですから。

 

恋人がたった一度だけデートを断ったからといって「ああ、もう2人の関係は終わりなんだ」と考える価値観も捨てましょう。

 

上司がまだ何も言っていないのに「上司は私を辞めさせようとしている」と読心術をもって思い込むような価値観も捨てましょう。

 

「職場の人はみんな私のことをダメな女だと思っている」

と思い込んでいる人がいますが、実際は、職場の全員がそう思っているわけではないはず。

1人くらいは、アナタの可能性を信じている人がいるかもしれないのです。

中間もあるのだという価値観を持ちましょう。

 

 

 

■考え方6/ときには休憩も必要です。

職場の仲間が働いているときに、お休みすることに、アナタは罪悪感を持ちますか?

休暇を取って海外旅行へいっても、気持ちはなかなか落ち着かないですよね。

職場の仲間へのお土産を買いこんだり、海外から会社へ電話したりメールしたりして、トラブルがないか尋ねてみたり、休暇を取ってもリフレッシュできません。

 

休憩を取ること重要なんです。

休暇は当然の権利だし、リフレッシュすることで仕事のオアフォーマンスは上がるのだという価値観を持ちましょう。

 

 

 

■考え方7/バランスのとれた責任感を持つ。

 

責任を背負い込みすぎてはいけません。

逆に、無責任な行為もいけません。

 

バランスが大事です。

バランスのとれた責任感を持つことが、幸せへの第一歩です。

 

■考え方8/失敗してもいいんです。

子どもの頃、失敗すると親に叱られました。

ミルクをこぼしたり、靴紐が上手に結べなかったりすると、叱られるのです。

そして、多くの人は失敗を恐れて、何も挑戦しなくなります。

 

しかし、失敗してもいいという価値観を持っている人は、次々と新しいことに挑戦します。

挑戦するから成功するのです。

 

 

 

 

 

■考え方9/私はみんなと同じです

自分は特別に傷ついていると思い込んでいる人がいます。

「私の親は普通とは違っていました。だから、私は変わらないと思います。普通の人よりも変わりにくいと思いますよ」

そんなふうに言います。

 

自分は一般の平均的な方法では無理だと信じ込んでいるのです。

信念になっています。

この価値観はサッサと捨ててしまいましょう。

 

アナタはみんなと同じです。

どんな体験をしたとしても、アナタは変わることができます。

心を変化させるのに必要な時間は一瞬です。

 

1年も2年もかかると思い込んでいるだけです。

 

 

 

■考え方10/問題や試練が自分を成長させてくれる。

問題や試練を多くの人は避けようとします。

避けるとは逃げることです。

逃げても、逃げても、問題や試練はやってきます。

 

たしかに、問題や試練はツライものです。

絶えられないと思うでしょう。

しかし、神様は乗り越えられない問題や試練を与えたりはしません。

必ず乗り越えることができるのです。

 

そして、その問題を解決し、その試練を乗り越えたとき、アナタは成長します。

新しいアナタになり、人生が大きく好転するのです。

ですから、「問題や試練が自分を成長させてくれる」という価値観を持ち、問題や試練がやってきたら、喜んで立ち向かいましょう!

 

 

 

 

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■まとめ

ヒプノセラピーによって、催眠状態でイメージすることで、アナタの価値観が変化することはたしかにあります。

 

しかし、こうした本を読むだけで変わることもあるのです。

今回紹介した10の価値観を今日から意識してみてください。

 

それだけで、生きることが楽になるかもしれません。

 

 

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