催眠とは?

催眠とは何ぞやという質問をヒプノセラピストたちに尋ねると、さまざまな答えが返ってきます。

 

10人いたら、10人ともそれぞれ違う答えを言うでしょう。

その答えはすべて正しいのです。

 

実は、催眠について科学的には「よくわからない」のです。

 

結果として、催眠状態になると何かが起こるということだけは証明されています。

 

催眠ショーを、テレビで見たことがある人もいるのではないしょうか。

 

催眠ショーでは、催眠術師が次々と催眠をかけていき、かけられた人が犬になったり、赤ん坊になったりします。まるで催眠術師にあやつられているような印象を受けます。

 

しかし、実際は違うのです。

あの怪しいイメージがヒプノセラピーへの偏見を生んでいます。ヒプノセラピーは決して怪しいものではありません。

 

実は、催眠にかかった人たちは、決して催眠術師にあやつられているわけではないのです。意識はちゃんとありますし、自分の意志で目を開けることもできます。

 

催眠中に火事のような緊急事態が発生すれば、即座に催眠から覚めて逃げ出すでしょう。

 

催眠術師の指示に従うのは、本人が同意したことに限ります。「そこで服を全部脱いでください」とか「ナイフで胸を刺してください」など、本人が同意できないようなことは決して行いません。

 

本人の意志で止めるでしょう。

 

催眠ショーのあとで、本人に聞いてみると、

 

「それくらいならいいだろうと思ったのでやっただけさ」とか

 

「まあ、いいかなと思ってやりました」とか、

 

「意識はちゃんとあったよ」といった感想があがってきます。

 

ですから、

 

催眠状態でも、ヒプノセラピストの声は聞こえますし、本人が声を発することもできます。手足を動かそうと思えば動かせるのです。本人の意志で。

 

つまり、催眠はセラピストや催眠術師がかけるのではありません。本人が自分でかかるのです。

 

 

すべての催眠は自己催眠である!

 

ですから、催眠術というのは、本人が自分でかかるのです。

 

 

 

ここは私の先生のますみ先生も強調されていました。

 

「催眠は自分でかかるのよ」

とますみ先生は言われていました。

 

また、こうも言われています。

「セラピストが病気を治すのでも、夢を叶えるのでもありません。

クライアント自身が病気を癒し、夢を叶えていくのです」

 

催眠に対する見方が変わりましたでしょうか?

 

 

催眠状態とはどんな状態なのかを脳波で説明しましょう。

 

結論から言うと、アルファ波のときが、軽い催眠状態です。

 

身体的にリラックスしているときの脳波がアルファ波です。

 

アルファ波の状態では、緊張はしていないが、知覚は敏感になります。

学習効果が高く、意識を集中できる状態です。

 

イメージする力が高まり、イメージした世界にどっぷりと入り込んで感情移入できる精神状態になります。

 

 

研究によれば、私たちは1分間に5回から30回はアルファ波に入っては出ていることが明らかになっています。

 

ベータ波は、覚醒しているときの脳波です。目覚めて活動しているほとんどの時間を、私たちはこの状態で過ごしています。

 

シータ波は、睡眠と覚醒の境目です。まどろんで空想しているような状態ともいえます。アルファ波よりも深い、中程度の催眠状態では、シータ波が出ているのです。

 

デルタ波は、ぐっすりと眠っている状態。深い催眠状態になると、このデルタ波に近くなります。もちろん、完璧に眠ってしまうとヒプノセラピーを続けることができませんので、起こします。

 

私が個人セッションした、30代の女性は「私、そんなこと言ってましたか?」と、催眠状態で自分が言ったことを完璧に忘れていました。

 

意識がまったくないなかでもちゃんと話していましたので、そのときはおそらくデルタ波の出ている、深い催眠状態だったと言えるでしょう。

 

 

 

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なぜ催眠状態になると病気が治るのか?

ウィーン出身の医師メスメル(1734~1815)は、催眠状態で手術していました。

 

麻酔をかけなくても催眠状態にある患者は痛くないのです。メスメルは、集団催眠をかけて病気を治すという治療も行っていました。

 

催眠状態になると、なぜ麻酔をかけずに手術ができるのでしょうか?

 

また、催眠状態になると、なぜ病気が治ったのでしょうか?

 

その謎はいまだに解明されていませんが、ひとつ考えられるのはプラシーボ効果です。

 

「この薬はガンに効くよ」

と医師が患者に風邪薬を与えたとしても、それを患者が信じれば、ガンが治るというものです。

 

催眠状態は、暗示を受け入れやすくなっています。潜在意識に働きかけることもできると言われているのです。

 

ですから、催眠状態にした患者にメスメルが

 

「これから手術をしますが、決して痛くありません」とか、

 

「この儀式を執り行えば、みなさんの病気は治ります」と言うと、

 

メスメルの言葉を信じた患者は、手術中は無痛状態になり、病気も治ったのです。

 

ヒプノセラピーとは、まさにこのプラシーボ効果を最大限に活用したものだと私は解釈しています。

 

多くの研究で、プラシーボ効果は実際に起こり得ることが証明されいますので、プラシーボ効果を決してあなどってはいけません。

 

実際にガンが治った事例がたくさんあるのですから。

 

最後にひとつだけ重要なことを言います。

 

プラシーボ効果を最大化するには「信じる」ということが不可欠です。

 

病気は治ると信じるかどうかです。

 

そして、夢は必ず叶うと信じれば、夢は叶うのです!!

 

 

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